あの日 あのとき あの番組・選▽失われた街をたずねて~シルクロード・シリアの旅

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この番組のまとめ

危機遺産と呼ばれます危機遺産が 多く見られるのが中央アジアから中東にかけての地域6つある世界遺産全てが危機的な状況にあり国内に足を踏み入れる事もできません♪~今日 ご覧頂くのは 1984年放送の「NHK特集 シルクロード 第2部」こんにちは。 そのシリアの砂漠をラクダの隊列で横断してその魅力をですね簡単に教えて頂けますか?パルミラは 必ず キャラバンでオアシス路といいましていくつもの砂漠を渡ってきた。 この広大な砂漠をかつては ラクダのキャラバンが東から西へ西から東へと往来した。

ラクダに水を飲ませてキャラバン出立の準備が始まっていた。 一番後ろには 荷物用ラクダとして訓練をするオスラクダの一群。 ラマダンさんは 少年の頃身をもって覚えた隊列にシリア砂漠から キャラバンが消えて既に40年たつ。 ラマダンさんは数少ないキャラバンの経験者だ。 荷物を運ぶラクダだけがキャラバンではない。 メスラクダ 子ラクダは ラクダ市で売るために一団に加えられしばらく 行軍を続けるうちに食肉用ラクダたちも縦1列に 隊を整えながらおとなしく歩いている。

キャラバン3日を過ぎて 私たちにはシリア砂漠の 古代隊商の実態が少しずつ見えてきた。 キャラバン4日目の夕方である。 古代キャラバンルート上にはラクダの この能力に合わせてほぼ100キロごとに井戸が掘られていた。 キャラバンを率いる隊長は 彼だけに分かる砂漠の地形を読み取り彼の持ち合わせる鋭い方向感覚でホジェイルの泉に たどりつく。 井戸を守って暮らすベドウィンは彼ら遊牧民からいくらかの金をもらう。 井戸を守るベドウィンは 井戸のそばにテントを張って暮らしている。

山の麓には 隊商都市 パルミラがある。 キャラバンを始めて8日目200余キロを歩いてようやく パルミラにたどりついた。 列柱道路は 隊商都市 パルミラの中央を貫いて 東西に走っている。 列柱道路は 隊商都市 パルミラの豊かな財力を誇示して私たちは ラクダを降りた。 一日平均5時間 40時間余り乗り続けたキャラバンを終えた。 遠く中国 そしてインド西は ローマ世界と交易を行ったパルミラ人。 その混じり合う民族の血が燦然と輝くパルミラの芸術を作り上げた活力であった。

あの列柱道路なんか もうねローマ ギリシャの直輸入じゃないかっていわれてますけどあのギリシャ建築みたいなところの道路の真ん中を自分が ラクダに乗って進む姿を想像したらもう本当に 自分が王様にでもなったかのようなね最高の気分だろうと思いますね。 中東のシルクロードの世界遺産パルミラ以外にも 危機遺産になっているものがあります。 アフガニスタンでは2件の世界遺産があるんですが2件とも危機遺産に登録されています。 ダマスカス アレッポなどを含む全部で6件の世界遺産 これ全部が危機遺産になっていると。