オクニョは 昭格署の長官とともに都へ行け。 うまく立ち回れば 大妃様が後ろ盾となってくださる。 恐縮です 大妃様。 あ… 大妃様にご相談したい事がある。 ウォニョンは どう思う？大妃様に反対な訳が ありません。 慎んで大妃様の命 お受け致します。 恐らくイ・ジョンミョン様を監視する者の仕業です。 なに？イ・ジョンミョンから 目を離すな。 それで 何か あったか？今日 大妃様に ユン・ウォニョン様が平市署の署長ユン・テウォンを会わせました。 大妃様と 何を話したか今後とも よろしく頼む。
だけど 昭格署の道流だろ？どうやって 商団まで…。 チョン・ナンジョンや コン・ジェミョン商団に気付かれず ひそかに何か用か？長官。 見るんじゃない！私は 何だ？ 友達か！？あいつらめ 腹の立つ！ユ・ジョンフェ様！あ？見てください チョンドクさんです。 もう オクニョの事は忘れて 仕事に打ち込め。 オクニョを 胸にしまう必要はなくなりました。 え？本当に？はあ？オクニョは 生きてるんですか？そうなんだ。
へ…？ オ… オクニョかい？よかった。 どうして生きて帰れたんだい？ オクニョ。 オクニョ！あ～ ほら。 さあ オクニョ。 ほんとに オクニョが戻ってきたなんて夢みたいだねぇ。 ところで 昭格署の道流になったとはどういった いきさつなんだ？あ～ 豊漁祭のためヘジュに 昭格署の長官がいらしたんです。 それを探るため体探人になりましたがパク・テス様が ユン・ウォニョン様の陰謀で亡くなり 新たに目標ができました。 え… オクニョか？全く…。 大行首の会合を開く。 他の商団の大行首には？その２つだけでいい。
あ… えっ ちょっと 叔父さん！じゃなくて 大行首様！兄貴。 あの… ところで科挙が行われるのと商団の商売が 何か関係あるのですか？もちろん ある。 私は この両商団に試験用紙の取り引きを任せたい。 えっ？もしや 署長は ２つの商団を競わせて国で使う紙の値を下げるおつもりでは？それでは 私らが大損を被ります。 なに… 平市署の署長が 商団に買い占めを勧めたのか。 ユン・テウォンは 何を言ってきたのだ？うちの商団で科挙に必要な紙を 買い占めろと。
ほら 兄貴のおやじはユン・ウォニョン様だろ。 ユン・ウォニョン様が兄貴も官職に就けるように法を変えたんだ。 つまり まあ ユン・ウォニョン様の力で兄貴は 署長になったんだ。 もはや ユン・ウォニョンと チョン・ナンジョンそして 大妃のそれが どんな地位かと尋ねると口にするのすら畏れ多いと言った。 なあ 医者には診せたのか？私は あなたの口からユン・ウォニョン様の息子だと聞いて本当に 戸惑ったんです。 なぜ チョン・ナンジョンと手を組んだのです？オクニョ 誤解しないでくれ。
それの どこが悪い！？ユン・ウォニョンが どのような男か分かっているのか！？父親だ！お前より よほど分かっている。 ならば ユン・ウォニョンが 私の祖父や両親を殺した事は どうだ。 ユン・ウォニョンと チョン・ナンジョンの事も決して 許さぬ。 生きていたとは…それは どういう事だ？山賊から逃れ 九死に一生を得ヘジュで 奴婢となりましたが昭格署の長官に見いだされ今は 都に戻り昭格署の道流です。 なに… 昭格署の道流だと？オクニョは 宮中にいたのか？はい 王様。 ウォニョンの息子だ。