この時間は、安倍総理大臣と中国の李克強首相の共同記者発表をお伝えします。 安倍総理大臣と中国の李克強首相が首脳会談のあと共同記者発表を行いました。 これは、双方の人民が中日関係改善のためそして、再び正常なレールに戻ること、そしてこれは現在の国際社会、地域において平和を維持する、安定を維持する、そして、それに対して、手を携えてやっていこうということの表れであります。
また双方が一致して進めていく点として世界の経済いこうということ、また、知的財産権についての対話をしてしっかりと知的財産権を持っていることに関しても協定を結びました。 また今の国際的な危機、金融環境が複雑な中、何度も申し上げましたが、中国側は、人民元を競争的にレートを下げることは日本とはお互いに通貨のスワップをする、そして金融協力を強化していくという考えです。 ハイレベルな文化交流のメカニズムについては基本合意をしました。
安倍総理大臣は競争から協調へ、日中両国の関係は今まさに新たな段階に入りつつある、移りつつある、日中は強力なパートナーである、脅威とならないという明確な原則を首脳会談で確認したと述べました。 尖閣諸島の国有化などで冷え込んでいた日中関係は去年以降、改善に向かってことし5月の首脳会談では正常な軌道に戻ったと言われていたわけですけれども、この関係がさらに深まったことを印象づけた形です。