あの日 あのとき あの番組「日本シリーズ屈指の名勝負“江夏の21球”」

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この番組のまとめ

江夏投手は ノーアウト 満塁と絶体絶命のピンチに立たされます。 日本シリーズ 屈指の名勝負を通して野球の奥深さ 面白さに迫ります今日は その江夏 豊さんにスタジオに お越し頂いています。 まあ 私も年取りましたからね優勝請負人とも呼ばれていましたけれどもそんな江夏さんにとりまして最も記憶に残る試合の一つがそれがまあ 広島カープのおかげで初めて優勝を経験させてもらいこの第7戦は 伝説の名場面といわれてますよね。 江夏は 7回裏ワンアウト ランナー1塁から後続を断ち続く8回も 近鉄打線を三者凡退に打ち取った。

広島1点リード マウンドに江夏。 「ファーストランナー 藤瀬が入ります」。 かっ飛ばせ~ クリス!広島倒せ〜 オ〜!ワンボールナッシング。 代走は 1塁ランナー 俊足 藤瀬。 腰を折って 膝を折ってキャッチャーのサイン江夏は執拗に1塁ランナーを警戒する。 カウント ワンストライクツーボールからピッチャー第4球 ランナー スタート。 この場面は1塁ランナー藤瀬が単独盗塁し慌てたキャッチャーの水沼がセカンドに悪送球したかのように見えた。 西本監督は 確かにヒットエンドランのサインを出したと言う。

ランナー 1 3塁でサードに 内野ゴロ行ったらホームでアウトにしようと。 しかし そうするとやっぱり江夏のピッチングというのを僕は殺すんじゃないかなと思ったんですね。 かっ飛ばせ~ 平野!広島倒せ〜 オ〜!3塁ランナー 藤瀬1塁ランナー 代走 吹石いずれも俊足のランナー。 第1球投げた 高め 外れた ボール!3塁側のピッチング練習場では池谷がピッチング練習を始めました。 怖い?サードランナーなんかランナーがおる時は。 平野への3球目1塁ランナー吹石が 2塁へ走った。

そうしたことから 古葉監督と江夏との非常に やり取りが面白いわけなんでありますけども一方の古葉は 監督っていうのは監督の条件の中にあると思うんでありますけどもいずれにしろ 江夏っていうのはそういう思いを引きずったままノーアウト 満塁というこれ以上ないピンチに立ち向かわなきゃいけないっていうふうになってしまったわけです。 佐々木! 佐々木!西本監督は佐々木の打力に全てを託していた。 江夏対佐々木の勝負である。 佐々木! 佐々木!佐々木! 佐々木!この場面で 緊張せんとけいう方が無理な状態でしょう。

カウントツーストライクワンボールバッターボックスは佐々木。 セットポジションから ピッチャー 江夏第6球を投げた!空振り三振!ストライクじゃなくて ボール。 ストライクゾーンから しかも 先ほどのストレートの同じような所からカーブを放られてる。 6球のうち 江夏がストライクゾーンに投げたのは2球目 外角への直球だけである。 そのストライクを見逃したことが2人の勝負を分けた。 あの場面は ピッチャーも どうしてもストライク欲しい場面だしね。

だけども 手をこまねいてねそして アウトを重ねていくよりも一番 自分で確実な点の取り方だ方法だという そういうものを選んでねそして やって それで失敗して責められるならこれは もう致し方ないというね。 その時のスクイズは ああ…ってこう 復習してましたよ。 水沼がキャッチャーミットの陰で指を動かす。 セットポジションから第2球を… スクイズ外した!三本間に挟まれた!キャッチャーの水沼が持っていく タッチアウト!スクイズ失敗!3塁ランナーの方 パッと見たんですよね。

セットポジションから 第2球を…スクイズ外した!三本間に挟まれた! キャッチャーの水沼が持っていく タッチアウト!スクイズ失敗!スクイズは空振り。 さて あと1つ取れば広島初の日本一が決まります。 ツーアウト ランナー 2塁3塁第3球を 投げた 打った ファウル!1塁側のスタンドに上がりましたファウル。 ツーナッシングから ピッチャーの江夏第4球を投げた カーブ 空振り三振!」。 広島 日本一 初の日本一!4対3 近鉄を敗りました。 江夏 見事なピッチングで広島を日本一に持っていきました。

大野さんはどういうところが印象に残りましたか?やはり 僕はピッチャーの立場として江夏さんが あのピンチの時にどういう表情で どういう投球フォームで投げておられるそれ ずっと見てたんですよ。 当然 ピンチであるから点を取られるというのは怖さもありましたし逆にブルペンが動かしたことによって江夏さんの雰囲気が変わった。