ドラマ10 昭和元禄落語心中(4)「破門」

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この番組のまとめ

「女将はね お巫女頭」。 あっ そうだ もう一人 ほら去年の新人賞 あれ どうしてます?プロレスほどではなくても 落語もラジオに加えて テレビに重宝され師匠 お先に勉強させて頂きました。 …んなことよりね テレビの連中がなんで 俺が真打にならねえんだってうるせえんですよ。 朝から 借金取りと ラジオ局の人が来て大変だったんだよ。 今夜は 初太郎が帰ってこないから朝まで落語漬けだ。 機関車 走らせるには 石炭え~ 自動車を走らせるにはガソリンが要ります。

貧乏神 疫病神 死神…。 実力だけじゃ 真打になれねえ。 師匠や 協会のお偉方の機嫌 損ねたら一巻の終わりだ。 「死神? そっちに行けよ気味悪ぃな おい。 落語を続けたきゃ あの女と別れろ。 初太郎 今夜も聞いてくれるかい?ちょっと まだ納得いかないところがあるんだ。 八雲から聞いてると思うが春に お前さんを真打にって話がある。 噺家にとって テレビやラジオは所詮 顔見世みてぇなもんだ。 納涼落語会精いっぱい務めさせて頂きます。 四万六千日 お暑いさかりでございます。

俺たちはな やり方は違うかもしれねえけど落語が好きで この道を選んだっていう根っこは ずっと変わんねえぞ。 アタシの仕事?二人で 落語が生き延びていく道をつくる。 納涼落語会に向け 真打に向けただただ手前の落語とどこまでも向き合えることに布団が半分 くるっと回る。 すいません!みよ吉との未来より自分の落語を取った。 アタシは 落語がいとおしくてたまらなかった。