今のヨーロッパの雰囲気が20世紀前半の戦争の時代に似ているという声が世界のリーダーですとか専門家の間から出てきているんです。 第1次世界大戦の終結100年の式典です。 小島さん、一体これ日本の麻生副総理兼財務大臣など世界のおよそ70か国の代表が集まって犠牲者を追悼します。 世界大戦のあとヨーロッパは問題が起きてもいろんな国で話し合って解決しようという考えで仲よくやってきたんです。 この状況が20世紀前半の世界大戦の時代によく似ているということなんです。
その結果、どうなったかというとあんなに反省した第1次世界大戦からたった20年しかたっていないのに第2次世界大戦、2回目の世界大戦になだれ込んでしまったんです。 理想的でしょ?オオシマさん?児嶋だよ!!先ほど第1次世界大戦のあとはぼろぼろになってしまったヨーロッパの村でしたよね。 フランスとドイツが中心になってマンションの共通のルールを決めて、時には問題にみんなで立ち向かって他国と協力する仕組みを作っていったんです。
イタリアって地中海沿いにあるんですが中東やアフリカからのいわばEUの玄関口の1つと言えますよね。 この移民を受け入れないというイタリアの副首相の姿勢が自分の国が第一だという主張が吹き出したのです。 オーストリアを中心にしてやはり自分の国が第一だという考え、これがEUマンション全体に広がっているところがあるんですよね。 こうなってくると今のEUマンションの中心的な住民とも言えるフランスやドイツ、ここは心穏やかではないですよね。
ただ最大の注目は、やはり自国第一主義のリーダーとも言えるアメリカのトランプ大統領の出席です。 そんなトランプ大統領を前にみんなで力を合わせて解決しようというマクロン大統領がこのあと演説します。 このカメルーンですが、フランス語を話す人たちが住む東側のこの広い地域、フランス語圏と英語を話す人たちが住む西側の地域の英語圏とに分かれているんです。 首都ヤウンデは長期政権を続けるビヤ大統領のポスターで首都ヤウンデから西に車で6時間。 武装グループと政府軍の戦闘が激しさを増している英語圏に入りました。