旦那さぁは浮世のしがらみから抜け出して隆盛の心の歌でした先生！西郷先生。 そいもこいも 皆西郷先生を慕ってのことでごわす。 西郷先生は？申し訳なかどん今日も兄さぁは おいもはん。 西郷先生を頼りにしちょっとはここにおる者だけじゃなか。 西郷先生に そうお伝え下され。 参議兼内務となった大久保は治安維持や殖産興業を所管し強大な権力を握る内務省の頂点に君臨していましたこっちから呼び立てたのに待たせて すまんかったな。 ひとえに西郷先生のおかげでございもす。
佐賀でも 既に江藤さんを担ぎ出し江藤が！？ それは ほんまか？佐賀よりも警戒すべきは…そのころ 当の隆盛は…糸が そげなこつをのう。 その余波は 鹿児島で大久保の留守を守る家族にも…父上は いつお帰りですか？お正月には戻られるとよかですね。 じゃっどん 私は大久保家のお墓を守らねばならんち断りもした。 騒然とした世情の中満寿たちは やがて東京へと旅立っていきました江藤新平率いる佐賀軍６，０００が政府軍の守る佐賀城へと攻撃を仕掛けました。
さらし首が怖くて 黙っておれるか！そうじゃ！そいこそ 大久保の思うつぼじゃ！おいたちが佐賀とは違うところを政府に見せつけてやっと！おお そうじゃ！うわ～！わいは押し込みか！そげんこつ言わんで頼みもんで。 そいなら こん摩で吉之助さぁの作る学校を手伝いたか。 ル・ペル？西郷先生。 やっぱい 西郷先生しかおいもはん。 おはんら おいと一緒に学校を手伝ってくれんか？先生は そげなもんこしらえておはんらが若い者の先に立たんでどげんすっとじゃ？そげん決めたとじゃ。