関東大学ラグビー対抗戦「早稲田×明治」<副音声は“もっと”ラグビー>

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この番組のまとめ

関東大学ラグビー対抗戦早稲田対明治。 対抗戦は勝敗が並んだ場合は複数の学校が同じ順位になりますので早稲田と明治、1敗同士の両校勝ったほうが帝京とともに対抗戦の優勝です。 12月最初の日曜日といえばおなじみというこの一戦ですけれども今年は、両校に優勝がかかる一戦坂田優勝という大きな目標があると思いますがやはり、明治らしさ早稲田らしさを大正12年から続くこの伝統の一戦です。

早速、質問が1つきていますがこの今日の早明戦優勝をかけた大一番大観衆の中レフェリーを担当するとしたらどんなことに気をつけますか?麻生特別な試合ということは重々、理解していますけれども今の状況に惑わされることなく高校生であろうが大学生であろうがホームページまたはツイッター「#もっとラグビー」でお寄せください。 次のファーストスクラムゲーム最初のコンタクトですね。 坂田明治のほうはポイントのサイドをケアしてディフェンスしていたんですが早稲田はうまく裏を使ったプレーですね。

ずっと今、ゲーム始まってから明治がディフェンスが多いですが明治もアタックをして自分たちのリズムをとってほしいので。 坂田今ちょうどハーフラインから明治がラインアウトで攻撃して6フェーズ7フェーズ重ねたんですけどあそこで一気にエリアに戻ってますのでどうでしょうか。 坂田少し明治が前に出ながらこれが一番、ディフェンスとしてプレッシャーになります。 ただ、早稲田のディフェンスがまだ崩れてませんので。

渡辺敵陣深くに入ったところちょうど明治陣内の22m内のラインアウトです。 渡辺早稲田が1トライ1ゴール。 少し早稲田はシーズンを通じてラインアウトには不安があるところなんですが。 ということで流れとしてはまず早稲田が坂田ボールのフェーズの重ねとか展開は、明治のほうも重ねてはいるものの大きくゲインをして得点につながる特に22m入ったところでそこでポイントが取れてないので今の流れになっています。 渡辺ということで坂田さん、ここは明治からすると早稲田陣内に入ってのマイボールラインアウトですね。

渡辺明治からすると絶好の形でしたが反則で早稲田ボール。 先ほどは早稲田がいいスクラムを組みましたが今度はどうでしょうか。 坂田帝京戦の明治のスクラムは非常に8人がまとまってフィットして、組んだあとに前に少し出るという非常に理想的なスクラムを組んでいたんですけどその形のスクラムを見せられればいいポジションですので大きなチャンスになってくると思いますが。 渡辺早稲田は逆に強い明治のスクラムに対して低く組みたい。

この攻撃の考え方ですが坂田さん、どういうふうに想像されますか?坂田先ほどのイメージがあればしっかり押し込んで早稲田のディフェンスラインを少し下げたいですね。 渡辺しかし坂田さん点の取り方、取られ方を見ると早稲田に流れが傾くかなというタイミングもありましたが。 そうすると明治のオープンサイドのほうが前に出ますので非常にアタックとしてはやりやすくなり早稲田のディフェンスのフランカーが出にくくなるんですね。 低く組むことで明治のスクラムに対抗したいと話していた早稲田ですが。

坂田慶応戦のときも明治、ボール前でフォワードで単発でいくことが非常に多かったんですけど真ん中に持ってくることによってバックスのオプションが手前と奥側の両サイドを使えますので。 坂田5番の選手が1人でいってしまうと最終的にはスローフォワードの反則でしたが早稲田のディフェンスに囲まれてしまいますのでやはり2人目、3人目のサポートが非常に大事です。 渡辺ワールドカップの本大会では初戦に対戦するロシア。

渡辺早稲田の選手たちそして明治の選手たちもこのグラウンドに出てきました。 放送席、早稲田相良監督です。 渡辺早稲田の相良監督のインタビューをお伝えいたしました。 振り返っていかがですか?田中前半の初めなかなか自分たちのペースというか慌てる部分があったんですが得点を取ってからしっかり自分たちのペースでできるようになってきたのでこのまま後半大丈夫だと思います。

渡辺最後のバウンドが微妙な形になりましたがキャプテン福田が蹴り出しました。 渡辺タップしてこぼしてしまいそうになったところよくつかんだんですが反則は明治、雲山ノットリリースザボール。 渡辺ただここまで明治がスクラムでは優位に立てていますので早稲田からするとハンドリングエラーがあると一気に苦しい状況になりますね。 坂田逆に言うと明治は、スクラムの優位性が出ていますのであそこからただ単にペナルティーをもらうんじゃなくて攻撃につなげる形を作れればまた変わってくると思います。 渡辺反則、早稲田。

外までアタックに対してはディフェンスできていますので外に見せかけてインサイドにパスをするだとか内側のオプションを明治が持つと早稲田のディフェンスの足が止まるんですね。 坂田早稲田のほうはフォワードとバックスの分担が非常にうまくいっていて左右にアタックを仕掛けて最後は力強いセンターの中野が、縦にディフェンスを切り裂きました。

渡辺さん早稲田ベンチもこのトライのときにこれは大きいとよし!という声が飛びましてやはり勝負だなという声もベンチから飛んでいました。 早稲田ボールのスクラム。 早稲田のほうはエリアを取ってくるオプションを取ってくると思いますので蹴りづらいスクラムをして渡辺第3列のランニング能力というのも早稲田、今シーズンは非常に高いものがあります。 明治からすると最終的には早稲田陣なんですが明治のディフェンスでした。 また早稲田ボールのスクラム。 渡辺早稲田キャプテンの佐藤はみずからの出番をピッチサイドで待っています。

坂田ですので、ある部分では早稲田より上回っているところはあるんですけどそれが得点につながらないので少し選手もフラストレーションというんですか少したまっているものがあると思うんですけど本当にシンプルに前に出ながらボールを最後までつないでいくことに徹するしかないですね。 一方、坂田さんこれだけ力強いプレーをしてくる明治を、しっかりと早稲田が止めているというディフェンス。 坂田早稲田のほうは下に低いタックルで相手をまず倒してオフサイドラインをしっかり作っていますので。

坂田少し早稲田は外のディフェンスが薄くなっています。 いいディフェンスです、早稲田。 ここでノーサイド!早稲田、明治を破りまして帝京とともに対抗戦、優勝!ノーサイド。 監督としてどう見ていたんでしょうか?相良ディフェンスで勝つということをやっぱり今日の試合もテーマにしていたので。 相良最後までアグレッシブにいってくれていたんで本当に選手を信じて見守ってました。 相良本当に今日の勝利が選手の成長を表していると思います。