2時間でまわる極上の旅フランス ヴェルサイユ宮殿。 ヴェルサイユ宮殿の象徴 鏡の回廊。 アントワネットが生きた生々しい痕跡あちこちに刻まれています。 宮殿のあるヴェルサイユはパリから各駅停車で 40分急行なら 20分ほどです。 ヴェルサイユ宮殿といえば太陽王だよね。 そのかわりアントワネットの穴場スポットをご案内しますから お楽しみに。 1789年10月6日 明け方その時の様子をアントワネットに長年仕えた女性このあと アントワネットは宮殿から連れ出され二度と戻ることはなかった。
まずは 豪華な正殿をまっすぐ進んで7つの部屋を歩こう。 その名もアポロンの間だ。 アポロンは ギリシャ神話の太陽神。 アポロンの間には ルイ14世のもう一つの姿が描かれている。 天空を4頭の馬に引かせた戦車で駆ける太陽神 アポロン。 アポロンの顔はルイ14世の似姿だと伝えられているよ。 そう 庶民も外国人も服装さえ整っていれば 誰でも!倒れた敵を容赦なく蹴散らす足元の敵を いちべつもしない王に人々は畏れを抱く。 鏡の回廊では外国の大使が王に謁見したり舞踏会が開かれたりしたんだ。
鏡は 当時 貴重品だったんでしょう?パリに工房を構える鏡職人ヴァンサン・ゲールさん。 廃品回収業者や古美術商古い家の解体現場の責任者などが「君のために1枚あるよ」「5枚あるよ」と知らせてくれます。 白羽の矢が立ったのがゲールさんの鏡のコレクションでした。 日没の早い冬午後4時半から5時までがチャンス。 ここで王は 木曜日を除く毎日午前11時から午後1時までおっしゃるとおり。 それって 食いしん坊だったから?ルイ14世が たくさん食べるのは王の食事が 大勢の宮廷人を養うためのシステムだったから。
そして ヴェルサイユ宮殿の象徴鏡の回廊。 ヴェルサイユ宮殿の舞踏会へ ようこそ。 必ず バロックスタイルの衣装を身につけなければなりません。 夫のエマニュエルさんと一緒にいざ 舞踏会へ。 今年で4回目の参加となるクレメンティーヌさん。 松尾さん 庭園見学 そろそろお時間です。 王が庭園を散策する時間に合わせて噴水の水を出しました。 当時からあるパイプにはブルボン王家の紋章 ユリの花が噴水職人の手で刻まれています。 庭園の次に目指すのは1.5キロほど離れた離宮 プチ・トリアノンです。
学芸員のマソンさんが案内してくれたのはルイ16世とアントワネットの食堂です。 プチ・トリアノンをアントワネットに贈ったのは夫のルイ16世です。 プチ・トリアノンへのアントワネットの強い思いを長年 仕えたカンパン夫人が回想録に記しています。 アントワネットが プチ・トリアノンに飾るため 注文した絵です。 そのせいで プチ・トリアノンはヴェルサイユの口さがない宮廷人から皮肉を込めてプチ・ウィーンと呼ばれていました。 2階では アントワネットが暮らした部屋を巡ります。