さわやか自然百景 新春特集「日本列島 動く大地に命つなぐ」

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この番組のまとめ

過酷な環境を切り開くススキや ミヤマキリシマ。 野原だったんだけど やっぱり そのどっかのアカマツの種が飛んできて枯れ草が徐々に養分となりやがてアカマツが育つようになりました。 霧島では 噴火から20年ほどでアカマツの林が現れます。 アカマツの木をよく見るとあちこちで幹に巻きついている植物が目に付きます。 なんか さっきからアカマツに絡まってるやつがアカマツに絡んで自分の背を伸ばしていくっていうのはね。 これ 最終的にはアカマツ負けちゃうんですか?負けちゃいます。 頑張れアカマツ。

その数年後 ススキの草原が現れ噴火から20年ほどでアカマツの林へと変わりました。 ミズナラやハイノキ ヤブツバキなど15種類ほどの木々が生い茂ります。 およそ2万年前の噴火でできた火口湖…その外側に広がる鮮やかな緑のアカマツ林。 噴火から2年後 爆発の影響で火口付近に樹木はありません。 アカゲラは 火山活動の爪痕が残る環境を巧みに利用しながら近くを飛び回る たくさんの鳥。 これは 火山活動の影響によるものです。 富士山から流れた大量の溶岩は他にも独特の景観をつくりました。

大島紬は 島に自生する植物から染料をとり 絹糸を染めます。 そんな思いを胸に 檀さんが向かったのは大島紬の機元です。 大島紬の訪問着ですね。 そうですね 今 たくさんの人に大島紬を好きになってもらえるようにっていうことでいろんな色とか柄で大島紬のほうも製造してます。 じゃあちょっといろいろ大島紬の一番伝統的な柄で龍郷柄っていう。 おっきい幹になってから大島紬の染料が ようやくとれるようになるんですよね。

40年以上 染め職人をしている…金井さんが案内してくれたのは工房の裏手にある泥田と呼ばれる沼。 実は シャリンバイで染めるだけでは絹糸は茶色のままで大島紬独特の黒みは出ません。 シャリンバイに含まれるタンニンという成分と島の泥に含まれる鉄分が化学反応を起こすことで徐々に黒みを帯びていくのです。 一つ一つ 木の表情 草の表情泥田の様子全てが個性あふれる命と変化に富んだ自然はその歴史を物語っています。 オオウラギンヒョウモンのメスがいました。