第55回全国大学ラグビー選手権 決勝「天理×明治」 ※副音声はもっとラグビー

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この番組のまとめ

伊藤天理大学の初優勝かそれとも22大会ぶりに明治大学か。 今日の決勝、解説は元日本代表フッカー法政大学時代には大学日本一も経験されています坂田正彰さんの解説。 今日は大学日本一が決まりますが今年は日本ラグビー界にとっても特別な1年です。 お待ちしてます!伊藤先ほど両チームがロッカールームをそして、関西勢にとってはあの3連覇した同志社以来の優勝を目指すことになります天理大学です。 関西王者の天理そして、明治大学は対抗戦帝京を破りながら早慶に敗れて4位という順位でこの大学選手権は決勝まで勝ち上がってきました。

坂田さん、ともにスクラムディフェンスと強みとしている部分が非常に似ている両チームになりました。 この天理のディフェンスを明治もかなり警戒していました。 このファーストスクラムで明治に反則。 2番の選手でしたが今のスクラムをどうご覧になりましたか?坂田天理のほうは大きくプッシュしようとするのではなく非常にまとまったスクラムを組んでいるように見受けられましたので明治のほうはファーストスクラムでダメージがちょっとあるのかなと思うんですけれどもまだ始まったばかりなので。

伊藤お互いにディフェンスはいいところで明治も非常に準決勝ではペナルティーが少なかったわけですけど。 坂田天理のほうはボールの争奪のブレークダウンのところにボールが出るときはあまりに人数をかけていないのでディフェンスラインが崩れずに効率的にディフェンスができていますね。 坂田ハーフウェーラインの付近なので手前のほうも明治はスペースがありますのでバックスラインは奥のほうにみんな並んでセットしていますが。 坂田オプションで前でスクラムかドロップキックかどうかですね。

伊藤明治のほうが対処のしかたがありますか?坂田あまりスクラムで力勝負で押し切るというよりも体重は明治のほうが重いので、しっかり組んで挙げています。 坂田ちゃんと、しっかりとスクラムを組んでそこに勝負をかけるんじゃなく天理はやはりスクラムでプレッシャーをかけてこようとしますのでそこの裏のオプションとして早くボールを出して展開するというのも1つの明治の戦い方だと思います。

坂田ですのでこれから明治がああいう形でラインアウトで押すと天理のほうはインサイド内側のディフェンスをしっかり見なくちゃいけないのでそうすると外にスペースができると。 伊藤天理のディフェンスはちょっと混乱してますか?坂田前にプレッシャーがきますのでそこに対する対応をしているので外のスペースが少しずつ空いている感じがします。 伊藤どちらもディフェンスがいいということで坂田さん、試合の中ではやはり、我慢する時間帯が当然、あるわけですが天理はそんな時間帯になっています。

坂田今のように天理は最後にノックオンでアドバンテージをうまく使えませんでしたがターンオーバーしたボールを外の空いているスペースにしっかり運べばチャンスは出てきますね。 坂田少し天理のほうが下から押し上げるようなスクラムなので明治は体が上がらないように上から押さえつけるような形になっていますけどその微妙な力加減でスクラムが落ちてしまったりというのが今のスクラムじゃないかと思います。 伊藤やはり明治側からすると組みにくさみたいなのがあるんでしょうか?坂田そんな感じですね。

前半のスタッツもご覧いただいていますがやはり天理のラインアウトの獲得率がもっとショートラインアウトを使ったり早く投げ入れたりもうちょっとスピードの強弱をつけてやっていくとまた変わってくるんじゃないかと思いますね。 外のディフェンスは天理が強いのでインサイドのボールを動かしながら伊藤満員にスタンドが埋まっているまた、ピッチサイドから試合前にも伝えてもらいましたがまた浅野里香アナウンサーに伝えてもらいましょう。 ラグビーワールドカップ日本大会公式マスコット、レンジーです。

豊原ワールドカップはレフェリーも非常に狭き門でレフェリーが12人アシスタントレフェリーが7人という狭き門なんですね。 豊原これまでスーパーラグビーのレフェリーもお務めですがそして、この冬は2月からのシックスネーションズ伝統の6か国、北半球のアシスタントレフェリーを務められているということで。 坂田明治はラインアウト優位にとれていますのでそこをまたアドバンテージにして攻めてほしいですね。 さあ、天理ボールのマイボールラインアウト。 このラインアウトを天理がどう修正してくるかです。

伊藤天理、攻め込みましたがここはノットリリースザボールの反則となってしまいました。 明治ボールのラインアウトです。 ただ、明治ボールのラインアウトです。 伊藤明治ボールのスクラム。 坂田明治は、右サイドにラインを全部作っていますのでまず、スクラムですね。 伊藤明治、ボールをキープ。 坂田前に出たときだけ人数をしっかり天理はかけるという非常に効率的なディフェンスをしていますね。

明治、マイボールラインアウト。 坂田さん、これは当然キックの蹴り合いが何度かあるんですが最終的には、天理側からしても相手が出すような状況を作れればいいですが。 坂田先ほどから、やはり最後は天理がタッチに出して明治ボールのスタートになっていますので。 坂田ラインアウトからでもスクラムからでもどちらからでもオプションはとれますが。 伊藤天理大学は7大会ぶりの決勝。 伊藤ラインアウトは天理、8分の4で50%。 なかなか坂田さん、天理はラインアウト厳しいですね。 坂田ここでも明治はオプションでラインアウトも…。

伊藤ここは天理は全員、立ってディフェンス。 伊藤ナンバーエイト坂が強い!モアラに対して1対1で前に出た明治の坂。 17点差ですから2トライ2ゴールで1ペナルティーゴール差伊藤天理はプロップの谷口が加藤に代わって入っています。 明治がボールを奪った!大歓声!坂田明治のディフェンス非常に我慢して、一人一人が責任を果たしていますね。 伊藤一気にきた!伊藤これで天理が5点を返しました。 伊藤明治は選手の交代があります。 伊藤ですから、明治と天理で試合運びは変わってきますね。

坂田天理もビハインドしているんですけど確実に焦らずアタックしていますね。 坂田ここで明治としては奥に蹴るのかもしくは手前でボールを競りにいって自分たちのマイボールにしようとするか。 伊藤明治のディフェンスタックルに関しては坂田さん、どうでしょうか?坂田ディフェンスラインは問題ないんですけどやはり、アタックとしては天理のほうが今、少し勢いがありますよね。 伊藤もう1回、明治とすればディフェンスの意識を…。 伊藤近場、近場で時間も使いながら安全に安全に明治はボールを運びます。 天理のディフェンスは。

チームを率いてきて明治大学の1年間の成長はどんなところにあったでしょう?去年、ここで悔しい敗戦をしてシーズンが始まったときからそれを超えるんだという思いで学生が努力してきましたので今日、ここに戻ってきて本当に最後に勝つことができて学生の努力と頑張りそれ以外、ないと思います。 続きまして、明治大学福田キャプテンです。 明治大学はフォワード、フォワードといわれますけども高橋さんのようなバックスの活躍も光ったのではないでしょうか。 明治大学、トライを挙げました高橋選手でした。

伊藤グラウンド上ではこれから表彰式も行われますが大学選手権の決勝、今日の試合をハイライトで坂田さんと振り返っていきます。 それは一生懸命1年間かけて明治のほうはチームを作り上げてきたんだなと思いますし負けた天理も島根キャプテンが非常にキャプテンシーあるキャプテンだと最後まで選手たちは本当によく戦ってくれた。