北方領土問題を含む、平和条約交渉の前進を目指して、ロシアを訪れている安倍総理大臣は、プーチン大統領との首脳会談を行っています。 去年11月の首脳会談で、平和条約を締結したあと、歯舞群島と色丹島を引き渡すとした、安倍総理大臣は北方領土問題を含む平和条約交渉の前進を目指して、双方の受け入れ可能な合意点を探る方針です。
そうした中で今回、首脳どうしで会談したわけですから、プーチン大統領が平和条約交渉について、ども、日本をけん制する発言もありました。 こうした厳しい姿勢ですね、その首脳会談が始まる前に、外相としてもきちんとロシアの立場を示しておくと、それから交渉を優位に進めるということで、今、動きというのは、ロシア極東だけ、極東が主だったんですけれども、20日には首都モスクワでも島の引き渡しに反対する集会が行われて、広がりを見せています。
北方領土問題を含む平和条約交渉首都モスクワのクレムリンで、プーチン大統領との首脳会談に臨みました。 北方領土問題を含む、平和条約交渉の前進を目指してロシアを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の昨夜午後9時前から、プーチン大統領との首脳会談に臨みました。
途中ですけれども、テレビの映像では、ロシアのプーチン大統領、安倍総理大臣が会見場に到着しました。 安倍総理大臣、皆さん、たった今、会談が終わりました。 私は安倍総理大臣と非常に緊密なコンタクトを保っており、ここ6か月で4回目の会談になります。 首脳レベルの対話は、政府間委員会の会合にも支えられ、また外務大臣会合、そして防衛大臣会合の2+2にも支えられ、また議員どうしのコンタクトなどにも支えられて、両国の善隣関係と相互の利益の尊重という精神をベースにして、前進しています。
その上で、2月中に例えばミュンヘン安保会議の際に、外相間の次回の交渉を行うとともに、両国民とロシア国民が互いの信頼関係、友人としての関係をさらに増進し、そうして相互に受け入れ可能な解決策を見いだすための共同作業を、麻薬をはじめとする非伝統的脅威への対処では、日ロ協力の成功例要行事が行われます。