全豪オープンテニス2019 男子シングルス・決勝「ジョコビッチ×ナダル」

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この番組のまとめ

男子の決勝はジョコビッチ対ナダルという顔合わせになりました。 今大会を見ていても勝ち上がり方ジョコビッチの準決勝そして、ナダル今大会全体を見ていてもすごく内容いいですからどちらが勝つにしても、いい試合いい決勝戦になると思います。 5時間53分というグランドスラムの中で最長の試合がありましたけれどもあれから2人も歴史を作ってきてナダルは、また少しプレースタイルを早めの仕掛けに変えてきてジョコビッチはまた攻守合わせた幅広いテニスをしていますのでこの2人の試合は楽しみだと思います。

早瀬ジョコビッチはアメリカのクルーガーそして、2008年のこの全豪、準優勝のツォンガを2回戦で破り若手のシャポバロフメドベージェフここにセットカウント3対1錦織は第2セット途中棄権。 坂井直近のハードコートでの対戦は、ジョコビッチが7連勝中ということでハードコートではジョコビッチの強さが光ってるんですよね。 坂井今日はジョコビッチの試合前の練習を見ているとナダルのバックハンド側をストロークサービスから狙っていこうという意図を持った練習をしていました。

ジョコビッチがラリーの中でかなり、バックハンド側フォアハンド側と立ち上がり12回のラリーになりました。 坂井ジョコビッチがうまくナダルのバック、フォアを打ち分けて動かしているんですよね。 早瀬ショットの種類を変えているのはジョコビッチ。 早瀬短い準決勝から中1日のジョコビッチ中2日のナダルです。 軌道の高いボールに対してジョコビッチもタイミングを早くとっていきました。 坂井明らかにジョコビッチの攻めのタイミングが早いですね。

坂井少し時間が空いてはいますが対ジョコビッチでハードコートということでいいますとボディーのサービスを入れていますので今日の対戦の中でも、今大会打ってきたプレースメントと早瀬1本、第2ゲームでボディーへのサーブがナダルはありました。 坂井ナダルはセカンドサービスでジョコビッチのボディーに入れたサービスが2本このゲーム取れていますけど非常にボディーサービスを使っていますね、今日。

坂井先ほどナダルのショットのスピードが出ていましたけれども今日はやはり、ジョコビッチのボールに押されていますからそれでスピードが遅くなっているんですよね。 その中でジョコビッチの入りが攻めの展開を早くしてプレッシャーをかけましたのでちょっと、ナダルが引いた形でのプレーを余儀なくされているといった展開になっていると思います。

早瀬ジョコビッチは徹底的にバック側を狙っていきましたがナダルの対応です。 坂井ナダルが少しずつジョコビッチのストロークのペースに合ってきています。 早瀬さあ、ジョコビッチ第1セット、これからサービングフォーザセットです。 早瀬まだジョコビッチはサービスゲームでポイントを落としていません。 21回のラリーを制して2つのセットポイントを迎えたノバク・ジョコビッチです。 ジョコビッチがナダルを第1セットに限っては押していったという展開になりました。

ただ、後半、少しナダルがそれに対してリターンのポジションを下げたりストロークのスピン量を増やして早瀬それが、坂井さんデータを見ますとねアンフォースドエラー単純なミスの数がジョコビッチは第1セット、3つですよ。 ネットをとってきたナダルに対してジョコビッチの足元へのショット。 今大会を見ていますと両者の平均したラリーの長さでいいますとナダルが1本ぐらいジョコビッチより短くポイントを取っています。 先に仕掛けてポイントジョコビッチ。

坂井ジョコビッチのセカンドサービスが深いですしそのあとのフォアハンドの逆クロスも角度がつきますのでナダルは対応が難しいです。 あれだけ下がった相手にはジョコビッチとしてはどんなサーブが有効ですか?坂井ジョコビッチとしてはあまりスピードというよりもしっかり確実に入れていくということも意識しているとは思うんですけどちょっと、ポジションを変えられることによってジョコビッチのサービスの確率は少し落ちています。

坂井ジョコビッチがワイドのスライスサービスを読んでいるのと、またポジションをワイド側にとっていますのでナダルとしてはなかなかあれが効かないんですよね。 坂井完全にジョコビッチはリターンを読んで対応してますのでナダルが深いリターンに対応できていないです。 ジョコビッチとしては先ほどまで下がってナダルは打っていましたので早瀬今、一番ナダルがやろうとしていることはなんですか?坂井やはりジョコビッチのサービスをいかにブレークするか。

あのナダルらしい軌道のボールをよく使ってくるんですがポイントはジョコビッチに入っていきます。 坂井完全にジョコビッチがフォアハンドで回り込んで時間を作っていますのでなかなかナダルが主導権を握れてないです。 坂井まさにそのとおりでジョコビッチがそういった勢いを感じてますので今のポイントを取ったあとのガッツポーズにつながっていると思うんですね。 坂井さんがおっしゃったように5回以上のラリーになりますとジョコビッチが25本取っていてナダルは8本しか取れていません。

ノバク・ジョコビッチ第1セットを取れば四大大会は224勝5敗という無敵の強さ。 新しいボール出迎えるジョコビッチのサービングフォーザセットです。 なんと、2セットジョコビッチ連取。 第1セットジョコビッチ、6−3。 第2セットジョコビッチ、6−2。 決勝はジョコビッチがセットカウント2対0。 早瀬そのナダルに対してのジョコビッチの3球目のプレースメント。

第3セットもジョコビッチがブレークに成功!ベースラインから2m後ろぐらいのところが43%その後ろが32%ですから75%はベースラインの後ろです。 この数字をどう見ますか?坂井ジョコビッチに対してジョコビッチのボールが非常に深いですからナダルがベースラインから下がって打たされているということが今日の試合であると思うんですよ。 ジョコビッチのショットが非常に深くてさらにコースをついてきますので結果的にナダルのヒットポイントが下げさせられていることだと思います。

ジョコビッチのポジションを見てナダルがうまくサービスを配球しています。 赤い色のところが一番多くいて色の濃いところのほうがその選手がたくさんいる場所ということになりますがこのデータを見ますとナダルのほうがジョコビッチ、右側に比べて全体的にやはりポジションが下がっているということがいえるかと思います。 そして、スライスも入れながらやはりジョコビッチのリズムを崩したいですよね。 このリターンはかなりジョコビッチ攻めてくるでしょうか?坂井狙ってきますよね。

2セットアップのジョコビッチが1ブレークアップ第3セットです。 ジョコビッチはキープ1つが頂点へ、どんどんどんどんつながっていきます。 サイドのアウトにジョコビッチがチャレンジします。 このサイドが非常にポジションがナダルはいいんですけどジョコビッチのワイドサービスに対して坂井配球すばらしいです。 今も3球目を十分な体勢でジョコビッチが打ってきました。 早瀬ゲームポイントノバク・ジョコビッチ。 坂井ジョコビッチのデュースサイドのサービスのコントロールですね。 早瀬これはジョコビッチに味方。

チャンピオンシップポイント2つ。 あと2つチャンピオンシップポイントがあります。 今日は、セカンドサーブのポイント獲得率は64%のナダル。 アウト!強かったノバク・ジョコビッチ7回目の全豪頂点!なんと、ラファエル・ナダルをストレートで下しました。 第1シードノバク・ジョコビッチが6−3、6−2、6−3のストレートで坂井ナダルがやろうとしたことをすべてジョコビッチが予測して先に自分からただ、序盤で一気にジョコビッチのサービスが本当によかったですから。

この大会を可能にしてくださっている皆様に感謝します。 この大会は世界屈指の大会です。 全豪のファーストラウンドが復帰戦でした。 早瀬このあとは頂点に上り詰めましたノバク・ジョコビッチへのトロフィーの授与。 ノーマン・ブルックス・チャレンジ・カップが7度目、ジョコビッチのもとに渡りました。 たくさんのけがを経験してきましたが私、そして選手たち世界中の若いテニスプレーヤーにファイティングスピリットそして、諦めない気持ちを見せてくれています。

早瀬史上単独最多7回目の優勝を決めました去年のウィンブルドン去年の全米オープンそして、今年の全豪オープンとグランドスラム3大会続けて優勝ということことになりました。 これで、ジョコビッチはグランドスラム15個目のタイトルということになりました。