クローズアップ現代+「子どもの命をどう守る?議論紛糾!児童相談所」

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この番組のまとめ

ここでも、児童相談所は早くから危険の兆候をつかんでいましたが全国の児童相談所に寄せられる虐待の相談件数は平成11年以降11.5倍に急増。 まず児童相談所は、心愛さんの一時保護を、おととしの12月にいったん解除しましたけれども、その後、事件が起きるまで、一度も家庭訪問をしていませんでした。 学校が父親から長期欠席すると、連絡を受けていましたが、当初、そのことを学校は児童相談所に報告していませんでした。

そもそも虐待などから子どもを守るための体制、子どもを児童養護施設や乳児院といった福祉施設に預けたり、里親や特別養子縁組という形で、ほかの家庭に養育をお願いするといった体制になっています。 和田さんは、今回の事件が起きた千葉県の状況、実際に現地にも行かれて、非常に詳しいということですけれども、どうなんでしょうか、体制は十分だったんでしょうか。

今回、やっぱり課題になっているのは、入り口の相談する児童福祉司が増えても、真ん中の一時保護所の人員とか場所、まだそのあと社会的養護といわれる里親とか、そういう方々の量が増えないと、いくらその入り口を増やしても、家庭で生活しているということが想定される。 児童相談所での虐待対応件数住民とあつれきが生じるケースが相次いでいます。 去年開かれた、児童相談所の建設を巡る説明会です。 こちらが、港区が児童相談所などが入る複合施設の建設を予定している土地です。