あさイチ「年とともに忍び寄る“歯”のトラブル」

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この番組のまとめ

実は、銀歯と銀合金の詰め物があると虫歯になりやすくなる可能性が。 過去の研究では、およそ7年で銀歯が再び虫歯になるという報告もあるんです。 さらに、虫歯だけでなく歯ぐきが炎症を起こす歯周病のリスクも高まります。 荻野目今はあまりトラブルはないんですが全部セラミックにかえたりして前歯はできるだけ自分の歯でいきたいなと思って発音とかやっぱり変わってしまうと聞くので全部自分の歯で頑張っています。 雨宮虫歯や歯周病のリスクが高いのは実は40代以上の女性なんです。

雨宮鶴見大学歯学部教授の斎藤一郎さんです。 25年、26年前に使っていたセメントより、より強固にぴったりくっつけるレジンセメントというのが普及しています。 今はレジンセメントを使えばリスクはなくなってきました。 斎藤銀歯とセメントですね。 レジンセメントを使えば先ほどの境目が減ってくるようなリスクが少なくなる。 雨宮多くの歯医者さんではそのセメントを使っている可能性が高いんですが雨宮昔は虫歯の治療は銀歯治療が主流でした。

雨宮唾液が減ってくる40代以降の女性が歯周病気をつけたほうがいいんですね。 雨宮歯周病は命に関わるような病気の引き金にもなるんです。 アルツハイマーで亡くなった方の脳を調べてみますとそこに歯周病菌があったという報告もあります。 関節リウマチもリウマチの患者さんの局所から歯周病菌が検出されたり昔は歯周病と全身疾患はあまり関係がないように思っていましたけど今は関連が強く示唆されています。 妊娠中の女性も歯周病になりやすいんです。

雨宮やっかいな歯周病なんですが最近増えているインプラントでも実は起こることが分かってきました。 これは、歯周病菌によって歯槽骨が溶けインプラントのボルト部分が見えている状態。 歯周病といわずインプラント周囲病変といわれています。 斎藤インプラント周囲疾患とも言いますし普通の歯周病と違ってインプラントを入れても口の中にはそういう病気を起こすような細菌がありますので入れられていてもインプラントを入れても定期的に半年にいっぺんはクリニックに行って受診をしてほしいと思います。