NHKスペシャル選「明治神宮 不思議の森~100年の大実験〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

明治神宮 不思議の森に秘められた100年の物語が今 解き明かされます。 昆虫好きで 自然への造詣が深い養老さんは明治神宮の森に ひときわ強い関心を寄せています。 明治神宮の面積は およそ70ヘクタール。 でも ここは まさに…明治神宮の森は この荒れ地に造られた 人工の森なのです。 明治神宮が 鎮座 100年を迎えるのを記念して今回 特別に 神域の森の調査が許可されたのです。 100年前に始まった実験の成否を判定できる決定的な調査です。

常緑広葉樹の森が広がっていました。 数百年 数千年 続いていく森は常緑の広葉樹の森しか ありません。 もし うまくいかなかった時は…総理の責任ですぞ!最後は 時の総理を脅すような言葉まで使って本多は とうとう 広葉樹の森を認めさせたといいます。 原宿駅から専用の線路が引かれ最盛期には一日30両もの貨物列車がまず やせた土地に強いマツなどの針葉樹を植え森の基本的な形を作ります。 大きな針葉樹の間に小さな広葉樹を植えます。 すると成長の早い広葉樹に押され針葉樹が消えていきます。

2年間かけて全ての木を調べ上げる樹木調査班。 明治神宮では 親しみを込めて掃き屋さんと呼ばれています。 参道の落ち葉を決して無駄にせず明治神宮では 100年近くその決まりを守り受け継いできました。 調査から ダンゴムシをはじめ多様な土壌生物の存在が明らかになりました。 明治神宮では 60年以上前からバードウォッチングが行われています。 1960年代までは 明治神宮には全くいませんでした。