いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)〜(8)「敵は幾万」

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この番組のまとめ

ええ?羽田予選の優勝カップを質に入れストックホルムオリンピックの渡航費に充てようとしたやさきあれが うわさの 誇大妄想の鬼か。 金… ばっ!大事な弟の渡航費だけん郵便為替じゃ送れんばい!兄上~!お~ 金栗さん 泣いておるぞ。 泣くな!まさか… 田んぼば 売ってしもうたつね?ばってん 金栗さん スト…ストックホルムオリムピックですか?そぎゃん立派な大会でしたら国が 金ば出すとでしょうが。 あ~ オリンピックはアマチュアの競技会で。

熊本から出てきて 僅か数年で東京の ど真ん中で誰が何と言おうと 第1号は金栗四三!そう!これだけは 未来永劫 動かんのですよ。 次の日 四三と美川君は実次を東京見物に連れ出しましたうわ~ どこまっでも街が続いとるばい!お〜!こぎゃん都会で 四三は毎日 走りよっとか。 ♪「ちりりんりんと出て来るは」♪「自転車乗りの時間借り」はい!♪「自転車乗りの時間借り」♪「曲乗り上手と生意気に両手離した」兄上 俺は… 生きて帰れっとだろか。

ストックホルムオリンピック。 ストックホルムに向け大森兵蔵監督と安仁子夫人そして嘉納治五郎先生も 姿を現しましたみんな ご苦労さん ご苦労さん。 カンカン帽に ダブルカラーの粋なスタイルでございます奮え~!て ん ぐ! ててんのぐ!当時の新聞に こう書かれております道を開けて… あっ あっ!シマ!弥彦お坊ちゃま! お母様…。 え~ 明治45年5月16日新橋から寝台車ば乗り16歳から無敗の三島君世界へ羽ばたく心境は?日本運動会の全責任を負って出場するのだからね。