NHKスペシャル「終(つい)の住みかと言うけれど…~取り残される被災者〜」

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この番組のまとめ

その後在宅被災者と呼ばれるようになりました。 国の制度では 家を失った人と家があると見なされた在宅被災者の間には支援に大きな格差が生じます。 在宅被災者を支援するボランティア団体「チーム王冠」が訪ねてきました。 在宅被災者の間に諦めが広がっています。 しかし 2階族といわれたそうした人たちの中にそれは 今の被災者支援制度の物差しが家というものに偏りがちだということです。

5年前 仙台市で最初に完成した荒井東地区の災害公営住宅です。 こういうふうに部分的に…個人情報の保護を理由に教えてもらえずにいました。 ちょっとずつ ほぐれてきたでしょうか?この公営住宅の入居者はもともと 宮城や福島などそうした中で 住民の健康に新たな異変も起きていました。 危機感を強めた自治会長の庄司さんは行政側と話し合いの場を持ちました。 しかし 行政側の回答は「個人情報は教えられないので自分たちで対処してほしい」というものでした。

福島の人々は 避難指示によって家はあるのに帰れない状態が続き異なる現実に直面すると明確な喪失に変わるといいます。 南相馬市最大の仮設住宅では仲間に支えられてきた佐々木さんの暮らしも今月終わりを迎えます。 この男性は 震災前は集落の人々と米作りをし兼業農家として生計を立てていました。 今 この男性はNPOによる訪問支援を受けています。 相談の結果 新聞の購読や携帯電話の料金プランなどを見直すことでリハビリを再開できるめどが立ちました。 「チーム王冠」の取り組みは専門家の無償協力で成り立っているのが実情です。