4年に1度の統一地方選挙は、前後半合わせておよそ980の選挙が行われることになっていて、きょう、トップを切って、11の道府県で知事選挙が告示されました。 11の知事選挙のうち、北海道では与野党が真っ向から対決する構図となりました。 大阪では、いわゆる大阪都構想の実現を目指す大阪維新の会と、これに反対する自民党などが対決する構図となりました。 まず、北海道知事選挙です。 こちらの北海道知事選挙は、自民、候補者の一本化を進める方針ですので、この北海道の戦いがその試金石となります。 そして、大阪府知事選挙です。
それが大阪都構想の再挑戦なんです。 いわゆる大阪都構想の行方を占う選挙となります。 大阪維新の会は、選挙で民意の後押しを得たいとして、大阪府知事と大阪市長がそろって辞職し、入れ代わって立候補する、異例の一手に打って出ました。 大阪都構想の実現を目指す大阪維新の会と、それに反対する与野党連合の対決となります。 いかに健康な人生を送る社会を作っていくか、そして私たち一人一人の命を守る防災、消費税10%を実施していいのかどうかは、この統一地方選挙の大争点です。
ことしは12年に1度、統一地方選挙と参議院選挙が重なる、政治決戦の年です。 各党ともに運動の中核となる地方議員を増やして、基盤を強化したい考えで、今回の選挙を夏の参議院選挙の前哨戦と位置づけ、総力を挙げて選挙戦に臨む方針です。 それだけに、今回の選挙結果は、参議院選挙や、安倍総理大臣の政権運営に影響を与える可能性もあります。 ここまで統一地方選挙について、政治部、広内記者とお伝えしました。
中国商務省の報道官はきょうの記者会見で、中国側は劉鶴副首相が、アメリカ側はライトハイザー通商代表と、ムニューシン財務長官が出席します。 貿易交渉についてアメリカのメディアは、来月末の合意を目指していると伝えていますが、双方の立場にはまだ隔たりが残っていて、閣僚級の協議でどこまで歩み寄れるのか、注目されます。 燃費性能のよい小型旅客機が世界の主流となっていく中で受注が低迷しているとして、先月、生産終了が発表されていますが、日本人観光客に根強い人気があるハワイ便への導入が、路線の強化につながるか注目されます。