いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)〜(15)「あゝ結婚」

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この番組のまとめ

一方 石貫村の医者の娘であるスヤは熊本の女学校を卒業。 玉名の大地主 池部家の一人息子 重行と夫婦になりましたそん重行さんが去年の夏 お亡くなりになり申した。 ばっ… 養子!?重行さんは 一人息子だったけん。 こん話は しまいたい!金栗家でも緊急の家族会議が開かれました…がいや~ めでたか!さあ 一杯!ううん 酒は飲めんけん。 オリンピックに出たと思うたら学生の身で結婚とはいい加減にせんか!男なら 腹ば決めんか!往生際の悪か~!どっちみち あさってには祝言ばい!ばっ!もう 後戻りできんぞ。

さすがの誇大妄想狂の鬼も…よう分かった!四三 お前の好きなようにせい。 相手が四三さんだけん謹んでお受けしたばってん四三さんじゃなかったら…こん話は しまいです。 四三 お前はスヤのことが好きなのか?丈夫なら それでよかたい!…って 将来 四三さんの奥様になんなはる方なら言われますよ。 丈夫な体ば お国のために使うか自分のために使うか決めるとは四三さんたい。 オリンピックに出るっちゅう大志のありますけん。 何はさておき オリンピックだけん。

勝鬨亭のね 何がいいって う~ん三度の飯が出て 楽屋に泊まれて近くにね 八百庄って 造り酒屋があっておまけに…。 えっ? 小円朝の「小」は小者の小だ!え~ 東京高師の最終学年を迎えた我らが韋駄天。 嘉納校長に 結婚の報告をしなくちゃならないんだが…いつまで 金の話をしておるんだね!せっかく 金栗君に選手の立場の話をしてもらおうとしているのに!借金問題の解決は我が体協の急務ですから。 ストックホルムの惨敗で世間の 体協に対する風当たりも強い。