この原沢を追うほかの選手たちも今、影浦、太田彪雅夏には世界選手権も控えています日本武道館。 原沢、太田彪雅がこのあと試合を行います。 王子谷は大学の後輩のウルフ・アロンとそして小川雄勢がベスト8に勝ち上がってきたんですが小川との対戦相手佐藤和哉と熊代佑輔が先ほど3回戦の最後の試合で両者反則負けということで小川雄勢がそのままベスト4進出という形になりました。 穴井さん、この顔ぶれをご覧になってどうでしょうか?解説原沢選手、王子谷選手と順当に勝ち上がってきているなと。
解説原沢選手の右手ですね。 解説ここまでは100キロ超級の選手とは戦っていないのでしとめたというような感じでしたけど太田選手においては冷静にね今のような技もしっかり防ぎながらという試合展開の中で延長戦まで突入していますね。 実況太田彪雅はこれが2回目の全日本選手権初めてのベスト8です。 解説首抜きの指導が原沢選手に与えられましたね。 少し原沢選手の左手が試合時間はまもなく7分になろうとしています。
解説少し原沢選手の組み手が雑になり始めていてそこを太田選手が技数が少ないので原沢選手が持ってくるところをねらうような感じでこの消極的指導はどうでしょう。 実況太田彪雅、初めての原沢との対戦でしたが大きな勝利を手にしました。 太田彪雅初めてのベスト4進出は見事なんですが原沢がベスト8で敗れました。 ポイントはどこですか?解説ウルフ選手思い切りのいい技を見たいところではあるんですがあまり強引にいきすぎると王子谷選手に力でねじ伏せられてしまいます。
解説王子谷選手、前半圧力をかけられる中でもってそのまま場外に出ていく場面も引き手を持たないということですね。 実況王子谷に2つの指導が与えられます。 解説王子谷、積極的に開き直って仕掛け方ですね。 解説王子谷、大外刈りが初めて出ましたね。 戦いを振り返ってどうですか?解説ここ最近王子谷選手の戦いを見ていると少し元気がないなと。
いよいよ来年、東京オリンピックで柔道は日本武道館で開催されます。 日本武道館は柔道が初めてオリンピックの種目に採用された1964年の東京オリンピックに合わせて建築されました。 柔道のオリンピックの歴史はこの日本武道館から始まってまた来年柔道がこの日本柔道界に戻ってきます。 穴井さん当時日本で生まれた柔道がオリンピックに採用されてしかも東京での開催。
ウルフ選手、世界選手権の代表に弾みをつけた金メダル全日本が取れるかどうか太田選手は1つこの中でレベルが上がっていく将来性のある選手だと思います。 解説恐らく最近の国際大会の成績を考えると原沢選手が選出されると思うんですけどもちろん2020年の東京オリンピックも大切ですしこれから出場する太田選手などはとにかくその先を見据えたときにはこの1つの大会が人生を変えることになると思うのでそういった思いを持ってなんといっても天皇杯ですぜひねらっていってほしいと思います。
こうなると加藤選手のともえ投げが入りやすい形になります。 実況加藤はこの時間帯は技の連発。 かなり足のふんばりも上体の締めつけ、組み方緩んできて加藤選手が入りやすい形を作ってあげたような感じになりました。 実況加藤はこの喜びをまだもう1試合残っていますが。 実況小川雄勢は去年に続いてのベスト4。 ウルフ・アロンは2年前の決勝進出以来のベスト4です。 解説1試合前、準々決勝ウルフ選手が王子谷選手との激闘を制して勝ち上がって小川選手は試合なく準決勝に勝ち上がったと。 実況小川雄勢の奥襟技が必要です。
解説こうやって大きい選手を動かしながら徐々に徐々にじりじりと崩していきながら煮詰めて最後しっかり投げるというのがきょうのウルフ選手のスタイルがしっかりできています。 実況ウルフ・アロン決勝進出決勝は加藤博剛対ウルフ・アロン。 準々決勝、今の準決勝すべて100キロ超級の選手が相手でしたね。 加藤博剛も、ここまで本来の持ち味を発揮してすべて一本勝ちで決勝まで勝ち上がってきました。 穴井さん加藤対ウルフという決勝原沢、王子谷という2人が勝ち上がってくることが予想されたわけですがその中でこの2人の決勝ですね。
解説全日本選手権王者が世界に出て戦うそれがいちばんのセオリーだと思いますけどもたくさんチャンスがありながら考えているという加藤。 加藤は2年前のこの全日本選手権準決勝で戦っていますウルフ・アロンがそういったものが了徳寺学園監督の山田監督相手は独特のペースがあるのでそれに絶対はまらないようにという話をしていました。 実況そういう2人の対戦まもなく柔道日本一、平成を締めくくる全日本柔道選手権頂点に立つのはどちらか笑顔が加藤にありますね。
解説影浦選手と加藤選手の試合先ほどの太田選手の試合影浦選手も太田選手も出身校は東海大学です。 相手のペースにしてしまったその時間帯を作らないということが加藤選手を倒すうえでの必須条件になりますね。 絶好調のウルフ選手と絶好調の加藤選手柔道ファンにとってはたまらない試合ですね決勝戦になります。 解説加藤選手がですからいろんなわながありそうで、ウルフ選手は思い切り入っていけないといいますか手探りの状態が続いているように見えますね。 解説相手が出たところをねらう加藤選手ですね。
平成を締めくくる大会ウルフ・アロンが初優勝です。 もうすでに世界選手権の代表は決まっている中でのことしの全日本の挑戦でした。 解説世界選手権に弾みがつくんでしょうね。 ウルフ・アロン選手です。 解説いつもユーモアあふれるインタビューをしてくれるんですけれどもやはりそれだけ全日本柔道選手権大会というのは違うんだということをウルフ選手自身がインタビューの中でももちろん試合の中でも表現してくれたなと思います。 優勝を決めたウルフ選手この夏の世界選手権の代表も決めています。