最新の研究で腸は 私たち全身の免疫を司るとっても大切な臓器である事が分かってきています。 ダイエットや美肌肥満解消まで腸内細菌が体によい効果を生み出していると話題沸騰ですよね。 そしてこちらは 腸の管を取り巻く無数の神経細胞を 高精細に捉えた世界初の映像です。 それこそが免疫力を司るという大仕事。 そんな大事な免疫力を保つために腸が利用しているのが…腸は まるで 水戸黄門の助さんと格さんのように2つを従えて全身の免疫力をコントロールしている事が分かってきたのです。
免疫細胞はどこにいるのでしょう?絨毛に覆われた腸の表面を特殊な顕微鏡で見てみます。 免疫細胞とは 病原菌やウイルスなどの外敵を攻撃し排除するミクロの戦士です。 だからこそ免疫細胞を集結させて田中さんの体を病気から守っていたんですね。 なんと全身の免疫力を高めるために免疫細胞を訓練するという重要な役割も果たしている事が分かってきました。 こんなふうに 腸は わざわざ細菌などの異物を中に引き入れて免疫細胞をトレーニングしていたのです。 拡大すると訓練中の免疫細胞と見られる丸い細胞が密集しています。
これは 暴走した免疫細胞の様子を捉えた 貴重な映像です。 ナタシャさんの検査結果を見ると…健康な人に比べていくつかの腸内細菌が一方…尾崎さん。 免疫学者の山村 隆さんが患者の便を詳しく解析したところ…やはり いくつかの腸内細菌が少なくなっていました。 こうして 腸で生まれた免疫のブレーキ役 Tレグは先ほどの腸で訓練された免疫細胞と同じように血液に乗って全身に広がっていくと考えられています。 そして たどりついた先で暴走している免疫細胞を見つけると…。