あなたは たった一つの小さな受精卵からあなたになりました。 難関を乗り越えるためにお腹の中ではあるメッセージ物質が働いてシャーレの上に子宮と似た環境を作りだし着床後の受精卵を観察します。 受精卵が母へ向けて発する最初のメッセージ。 このメッセージ受精卵が子宮に根づくためにあのメッセージ物質。 受精卵を子宮に戻してから３週間。 松永さんの受精卵は根づいているのか。 あんなふうに 映像で着床直後の受精卵がｈＣＧを出すというのはちょっと感動的でしたね。
受精卵から これ私たちの体にいるさまざまな種類の細胞に変化していきます。 こうした細胞たち それぞれこれだけ たくさんの臓器があってそして細胞の種類で言うと何百種類もあるんですけれども元をたどればたった一つの受精卵。 そうなんですか？私たちが研究してるｉＰＳ細胞それから そのお手本になったＥＳ細胞は受精卵に非常に近い性質を持っています。 たった一つの受精卵が 次々と臓器を生みだしていくというドミノ式全自動プログラム。
それも 何種類ものメッセージ物質が複雑に絡み合って次の段階に進んでいきますので。 この受精卵 たった一個から始まるドミノ式全自動プログラム。 ドミノ式全自動プログラムで臓器の基本が出そろったあとこちらは…エコー画面に入りきらないほど育っています。 胎盤は 赤ちゃんですか？胎盤は 赤ちゃんの受精卵からできますので。 タモリさん この子宮の壁にですねあっ 光った！そう 今 光りましたけれどもこれが 実はですねお母さんの血管の出口なんです。
恵みの窓を捉えた電子顕微鏡写真。 妊娠する前に受けた子宮筋腫の手術です。 内側を大きく切り取る手術を受けたため松永さんの子宮は大量の血液を送り続けていました。 恐らくは完全に分かってないですがやっぱり脳をこんだけ大きい脳は人間とか一部だけですから脳を お腹の中で大きくするためにはお母さん ある意味犠牲になってもらってどんどん どんどん酸素と栄養を送らないと。