インタビュー ここから「吉田修一」

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この番組のまとめ

作家 吉田修一さん。 「悪人」では 殺人を犯した男とそれを知りながら2月に出版された最新作「続 横道世之介」。 吉田さん自身人生のスランプでの出会いこそ作家としての土台になっていると考えています。 …で 出会ったからこそ その先の自分が吉田さんのふるさと 長崎市。 吉田さんを迎えたのは後輩たちからのサプライズプレゼント。 久しぶりに聴いて どうですか?う~ん 懐かしいというよりは割と こう 新鮮な感じというか窓からの景色が吉田さんの高校時代の記憶と重なります。

当時 そこまで思ってないけど本当に ポツンと一人でいるなっていう感覚があってその感覚がすごく心地よかったんですよね。 本当に その 本を読むっていうことももちろん そうなんだろうけどその時に味わってる 自分がポツンと一人でいるっていう感覚がああ そうですか。 まあねいろんな嵐みたいなもんだけどたまに こう 晴れ間っていうのがやっぱ あるんだなみたいなのが言葉としてっていうか感覚として初めて こう 自分の人生って言うと大げさですけどその何か時間が見えたっていうのかな。

あと 割と長く続いたのはあの エアコンの掃除というかメンテナンスみたいなのやってああいう中に入っていってまあ 掃除したり やるんですけど。 好景気は まだ続き就職活動では学生の売り手市場といわれていました。 しかし 吉田さんは 卒業後も就職せずアルバイトを繰り返しながら生活します。 吉田さんの最新作「続 横道世之介」。 あの 横道世之介っていう人間はもちろん いないんですけどもあの 世の中で 戦っていない人っていないんだなって思い始めたんですよ。