磯田さんは歴史学者として、非常に歴史にお詳しいわけですけども、災害が多い日本のことを、長い目で、広い視点で考えたいということで、磯田さんと中西さんが対談をして、縦横無尽に語り合っているんですけれども、私、これを読んで初めて、あっと思ったのが、これを災間というふうに書いてますけど、災間を生きているというふうに本では表現されていて、考えてみると日本というのは、木と紙という自然物で、家を作ったりしていましたし、でもそういうものっていうのは災害が起きると壊れたり、燃えたりということが起きますよね。
あの天下のっていいますか、圓朝さんも、若いころ、なんか自分に華がないとか、そういうことを思い悩んで、じゃあ、どうしたら華ができるんだって思って、鳴り物を使ったり、大道具を使ったりね、いろいろちょっというなれば、少し邪道なことをや女性のファンがちりめんの反物をみんな送り届けるみたいなことまで書いてあるんですよ。 中原淳一著。
日本人に一番似合うのは着物だっていうことでね、やっぱり着物のイラスト、たくさん描いて残っているんですよね。 ですからやっぱり、戦後のやっぱり高度経済成長の時代に着物離れが進んだんだなって続いてはかんたんごはんのコーナーです。 着物離れが進んできて、自分でもなかなか着付けることができなかったりするわけですけど、でも一方で、海外なんかで生活してると、やっぱり日本人って着物がいいなっていうことを中原さんがおっしゃるんですよ。