マンモス復活を支える技術はすでにペットの動物で実用化されています。 一方、牙以外はマンモス復活を目指す各国の研究者が買い取ります。 マンモスの復活にはクローン技術以外のアプローチが必要になる。
このマンモス復活プロジェクトを後押ししてるのが、牙の高騰というところもおもしろいなと思ったんですが、石井さんはどう思われますか。 やはり今、われわれがマンモスブームというふうに言いますけれども、実はそれを支えているのが、そういった象牙の系譜から来ているマンモスの牙のブームなんだということは、やっぱり忘れちゃいけないのかなというふうに思ってます。 それにしても宮田さん、ゾウのDNAを書き換えた動物をツンドラにかっ歩させようという、これって、マンモスといえるんですか。
クローンの場合、人間には適用されませんけれども、でも、私が例えば取材した中ですと、代理母出産の事件があったんです。 5年ほど前に20代の日本人男性が、タイで分かっているだけで19人の子どもを代理母出産でつくった。 僕、やはり問題の根源は、会社というのは、企業というのは、ニーズがあるからビジネスを作るというふうにいうんですけれども、実はよくよく考えなきゃいけないのは、きちんとルール、倫理を作ったうえで、ビジネスをやるんだったらいいと思うんですけど、今、それが逆になってしまっている。