同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーなどのLGBTの人たち。 家族や同僚からLGBTだと打ち明けられたとき僕たちみたいな人間はどうして生まれてくるのかな。 今、LGBTの人たちが働きやすい環境を整えようとする企業が増えています。 先月、都内で開かれたLGBTに理解のある企業を認定するための説明会には幅広い業種から60社以上が参加。 LGBTの人たちを積極的に採用。 このオフィスに設けられた70ほどのトイレも店頭でもLGBTの人たちを尊重する姿勢を示しています。
これ、具体的にどんな問題が?私の実体験で言うと、手術をして、性別を変更したんですけれども、戸籍上は男性になったんですが、実は私、女子高、女子大を出ておりまして、そういったときに、履歴書に女子高、女子大って書かないといけない。 われわれはその多様なお客様にアプローチしていくためには、その多様性というものをよく理解して、社内に取り込んでいかなくちゃいけない、ということは、やっぱり企業としては、とても必要性を感じているところです。
2年前に始まり月に数回、LGBTについて議論したり勉強会を開いたりしています。 LGBTについて多くの人たちが関心を持つきっかけになればと木村さんは声をかけました。 私がすごくやっぱり衝撃を受けたのは、当事者から聞いた話ですけれども、当事者が自分の、本当の自分を隠すために、どれだけのエネルギーを使って、全く違う自分の、いわば壮大なフィクション、ストーリーを作り上げていかなくちゃいけない、それを人には語り続けなくてはいけないというのが、私も聞いたときにはすごく衝撃を受けました。