クローズアップ現代+▽二千万!?老後のお金は将来不安に落とし穴!備え方に極意が

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この番組のまとめ

老後の不安を語り投資を勧誘していたという不動産会社の元営業マンに話を聞くことができました。 将来への不安が投資のリスクを見えにくくしていると指摘するのが消費者トラブルに詳しい荒井哲朗弁護士です。 「バイナリーオプション」と呼ばれる金融取引に役立つと説明されたといいます。 バイナリーオプションとは外国為替の相場が現在より高くなるか低くなるかを二者択一で予想する金融取引です。 中には消費者庁が誇大広告などと違法性を指摘したものも現れています。

これ、いろんな商品やサービスを売るときに、まず心配させておいて、例えば、老後の生活が心配じゃないですかということで、資産の寿命も延ばさないと大変ですよ、では、資産形成のために投資しましょうというような形で、大変手数料が高い投資信託だとか、外貨建ての保険だとか、そういうようなものを勧誘するような、そういうパターンが多いんで、人生100年時代というのは、金融業界、実はとっても大好きなことばで、要するに、寿命が長いんで、お金が足りなくなりますよというイメージを喚起できる、上品な言い回しなんで。

資産の寿命を延ばすという目的に対して、お金を運用して増やして、それで寿命を延ばそうっていうふうに考えるんではなくて、あるお金自体は自分が取れるリスクの中で運用することはかまわないんですが、これは適切にというか、できるだけ商品の手数料の小さいもので、運用していただくのがいいと思います。