では、鹿児島市からお伝えします。 記録的な大雨となり、全域に避難指示が出ている鹿児島市です。 私はＮＨＫ鹿児島放送局１階の屋根がある通路にいます。 こちらは現在の鹿児島空港の様子です。 そして、橋脚には水位計でしょうか、ピンク色に塗られた部分の近くに、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位の４メートル８０センチを超えました。 現在は氾濫危険水位を下回りましたが、上流の雨量によっては、再び水位が上昇することもあります。 鹿児島県内では氾濫危険水位を超える川が相次いでいます。
おとといから鹿児島県に入って取材をしていたんですが、きょうの雨の降り方は、きのうまでとは一段と違っていたと感じました。 鹿児島市では午前８時までの１時間に国土交通省が設置した雨量計で、４４ミリの激しい雨を観測。 また、鹿児島県の霧島市福山と、鹿屋市輝北、曽於市、それに日置市で、この３日間の雨量が５００ミリから６００ミリ近くに達し、観測史上最も多くなりました。
この避難指示が出ているのは、鹿児島県では鹿児島市、南さつま市、日置市、いちき串木野市、姶良市、霧島市、垂水市、鹿屋市、ています。 鹿児島市や霧島市などで、全域に避難指示が出ています。 全域に避難指示って、どこに行けばいいの？市外に逃げるの？全市民が避難する場所があるの？市内の１８８か所に、避難所が開設されています。