阿部そう日本一不幸な役が似合う女優と称されてきました。 阿部今、木村多江さんから目が離せない!今日は、幸薄い役から狂気的な役まで熱演する女優木村多江さんの本当の顔に迫ります。 女優の木村多江さんです。 木村逆に験担ぎはしないようにしてるんですけど決まってやることっていうのは朝、ストレッチしたり全身の血行をよくしようと思って髪の毛も後ろからといたり口の中も指を入れてマッサージしたり。 木村ここの血行がよくなってお化粧のりとかもよくなるので女性はやってほしい。
片方開いてれば阿部身支度も両方でできたりしますか?木村最近は、せっかくだから両方使いたいなと思って髪の毛をときながら歯が磨けないものかと思って今、訓練中です。 阿部現在、木村さんは8月に上演の舞台「ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊〜」の稽古真っただ中。 木村エドガー!私のエドガー!どこなの?阿部ちょっとお邪魔しまして主演の岡田将生さんにお話を伺いました。
次は「本当は狂気的な役が好き」。 そのころも狂気的な役が?木村結構コメディーも多くてあとミュージカルとかアングラをやってたんですけどアングラとかやるときに、現実と虚像の世界を錯そうして狂気的になっていくみたいなそういう役をやったりしてたので結構好きでしたね。 ちょっとおかしくなって平塚らいちょうになってみたり奥さんになってみたりというそれが狂気的になってしまう役でしたね。 阿部その後、テレビドラマや映画などでも狂気的な役を演じます。
木村人って狂気になるすれすれのところで理性で抑えてるけどでも、それがちょっといっちゃうときってあると思うんですよね。 番組では蚊はなぜ血を吸うのかホコリはなぜ灰色なのかについて木村さんが蚊やホコリの一生を演じたということなんです。 木村私は蚊。 船越思わず見入ってしまいますがこれ、オファーをされたときはどんなお気持ちだったんですか?木村うれしかったです。 船越この蚊とホコリ役作りというのはどういうふうにしたんですか?木村役作りしようがないですよね。
先ほど朗読劇をご紹介しましたが今度は8月にNHKラジオ第1で放送される「夏の朗読音楽会~月夜とめがね〜」でハープのちょっと小さい感じなんですけどそれで音楽を奏でて。 阿部ラジオですと朗読のしかたって何か変わってきますか?木村ふだんも朗読のラジオを10年ぐらいやらせていただいてるんですけどラジオの世界って本当に聴覚だけで聞いて、その中ですごく想像を膨らませる。
そういう話とはまた真逆ですよね?木村そこまでひどいことだと忘れようとするのかもしれないけど日常的なちょっとしたこととかいやなことというか、自分が失敗しちゃったことも含めてそれにとらわれて夜、眠れなくなっちゃったりよくあるからだったら、そんなことを忘れてリフレッシュして。
木村空の雲とか見てるんです。 木村だから朝、1回座っちゃうと気付くと夕方とかになっちゃうんです。 木村夕方になっちゃいます。 美保放っとくと自然人になっちゃうから人工的な自分を作るんですね。 東最長、どれくらいの時間過ぎてたことあるんですか?木村朝9時とかくらいから夕方5時とか。 木村皆さんきれいでかわいくて目がパッチリしてて、私は笑うと目がなくなっちゃうのでじゃあパッチリした目になったほうがいいのかなと思って一応、整形、行ってみて。 船越そしたら今日の木村多江さんはなかったかもしれない。
船越今はもうないでしょ?木村今は、これでしょうがないと思って。 木村人間観察ももちろん大好きでずっとやってるけどあとは日本舞踊も長くやらせていただいてます。 船越「鏡獅子」じゃないの?木村歌舞伎の演目になってる「春興鏡獅子」を去年、やらせていただいて。 船越いろんな歌舞伎の方たちもお見えいただきましたがこれは本当に体力的にきついというお話をされていました。 木村本当に歌舞伎の方がいかにこれを全身全霊で演じていらっしゃるのかというのをひしひしと思うぐらい、私はとてもとてもうまくできなくて。