第１０１回全国高等学校野球選手権大会。 一塁側、国学院久我山。 今日の解説は桜美林高校で３０年以上監督を務めてらっしゃいます片桐幸宏さんに放送席に来ていただいています。 まず１回の表、先攻します国学院久我山。 片桐さん、今日の決勝戦のどんなところを楽しみになさってますか？解説左ピッチャーを苦にしない久我山打線ですよね。 １回、先制は国学院久我山です。
実況大野、背番号８番は大会４個の盗塁を成功させています。 映っていたのは創価高校、片桐哲郎監督です。 外、スライダーで空振り三振！ここまでの両チームの勝ち上がりを見ていきたいと思いますがまず、国学院久我山はシード校として上がってきました。 解説古川君は数字以上にボールにキレがありますからね。 片桐さんから紹介していただきました８番セカンドの伊藤がバッターボックスです。 さあ、なんでもできるワンアウト、一塁三塁で早くも、創価は背番号１８番をつけましたキャプテンの佐々木貴矢が今、マウンドに行きました。
解説西川君、岡田君非常にいいですね。 ツーアウトランナーが一塁二塁でその岡田を迎えます。 実況正面、サードライナーでスリーアウト。 国学院久我山の尾崎直輝監督です。 解説非常に、選手を信頼しやはり、年齢も２０代ですしね。 ワンアウトランナー、二塁。 解説小林君、杉田君ともに５割超えてますね。 ただ、杉田もワンアウトランナー、二塁からワンアウトランナー、三塁のピンチを脱しました。 実況今日、解説の片桐さんには耳の痛い話なんですが創価と桜美林は準決勝で対戦して、１４対３。
この辺りはどうですかバッテリーの思うつぼですか？どうなんでしょうバッターボックスに入って片桐さん、見た目以上にキレがあるんですかね？解説あると思いますね。 実は、尾崎監督は別の見方をしていて外側への横のスライドの角度が大きいポイントだといっています。 実況ただ、尾崎直輝監督に話を聞きますと解説すばらしいプレーでした。 島本のあと、３番の宮原が送ってチャンスを作ってワンアウト三塁までいきましたが得点することができませんでした。 実況高下はここまで３回戦から５試合連続先発です。
ラストバッターの青木はスリーバントスクイズを決めて２点目を奪っています。 解説ここでもし、古川君が打つということになるとピッチャーが打つわけですからすごい影響が出てしまうので絶対にここは打たせたくないです。 実況ワンアウト一、三塁。 ワンアウト、一塁三塁。 実況いいバントだ！スクイズ成功！片桐さんの言葉が終わらないうちにスクイズを成功させました。 ここまで国学院久我山の尾崎監督はいろいろなパターンで勝ち上がってきたという話をしています。
実況これもいい球！ナイスピッチング。 一方の国学院久我山の高下。 解説高下君は、ちょっと右打者のアウトコースのストレートが真ん中のほうにちょっと入ってきている。 解説そういう傾向が出てきたらピッチャー自身が気をつけてあるいはキャッチャーがもう少し外に構えるとかなんらかで工夫しないといざというとき危ないですね。 実況１０個盗塁を決めている一塁ランナー、島本。 実況途中で解説もいただきましたが両投手の変わりぶりっていうのも１つのポイントですね。
タイムリーヒットのときは右方向に流していました解説高下君が、ちょっとタイミングが合ってないですね。 国学院久我山、１点リードです。 ９９回大会の東海大菅生そして去年の日大三高は惜しくも決勝戦に進むことはできませんでした。 今年は全国的に強豪校が例えば、大阪桐蔭ですとか横浜ですとか、東邦ですとか龍谷大平安が敗れるという波乱があったんですがこの西東京大会、今年の大会はどうご覧になりますか？解説今年も、やはりいろんな波乱がありましたよね。 実況そんな中で、東海大菅生。
実況またとって、間に合った！ツープレー連続でファインプレー谷藤！これは盛り上がる三塁側！もう一度見てみましょう。 ポジショニングをしてとるというのもすばらしいファインプレーですね。 実況谷藤今日もヒットなしで４試合ヒットなしですが２年生、守備で大貢献です。 実況創価の片桐哲郎監督は接戦で、後半にいければ今日の杉田はファーストゴロとセンターフライ。 ただ、前のイニングで谷藤君が張り切ってショートゴロばかりでいいプレーしてると野球ってこういうのが多いですね。
ただ、ここでだいぶ目が中についているので実況この粘りというのはゲーム展開の中で大きなポイントなるかもしれません。 ワンアウト、一塁二塁。 実況今日はツーベースヒットとフォアボール１つ。 ガッツポーズを見せたマウンド、高下。 片桐さん、ずっと宮崎、高下というバッテリーは中軸を担っていますよね。 実況打席は今日ライトフライと三振２つの高下。 中山、ダイレクトキャッチ成功。 解説もし、あれだったら坂口君がギャンブルでいいですからセカンド盗塁してもしアウトになったとしても中澤君と、伊藤君と打っていますのでね。
実況東京都高野連もメディカルスタッフを厚くしてすぐ駆けつけるようにしています。 実況国学院久我山の選手たちが今、ベンチに戻ります。 解説また古川君ですからここはセーフティーバントですよね。 実況バッターは８番のセカンドの伊藤今日、２安打。 そして、このあとは今日２点目スリーバントスクイズを決めた青木。 解説ただ、青木君もあんまり出るようだったらバスターでね三遊間を狙ってもいいですよね。
解説バントも左ピッチャーですので三塁側に無理にバントしいったときに下手するとサード、ファーストダブルプレーになるんです。 実況三塁、まずアウト１つ！ダブルプレーなりませんでしたが三塁側落ち着いていった古川ワンアウトランナー、二塁一塁。 実況ワンアウトランナー二塁のチャンスで創価、得点なしでした。 実況ワンアウト、一塁三塁。 実況ワンアウトからツーアウトになって一塁三塁。 解説ツーアウトから島本君、宮原君がもうつなげてしまうと大変なことになります、今度。
場内アナウンス勝ちました国学院久我山の栄誉をたたえ実況喜び爆発、一塁側。 国学院久我山。 国学院久我山、なんと２８年ぶり３回目の甲子園の切符を手にすることができました。 ２８年ぶりに夏の甲子園に手が届きました国学院久我山の、尾崎監督です。 続きまして、国学院久我山高校。
国学院久我山高校中澤キャプテンでした。 ぜひ、国学院久我山の甲子園の活躍に期待していきたいと思います。 １回、国学院久我山。 ２回表、国学院久我山２点目を取りにきます。 フォアボールとヒットワンアウトランナー、一塁三塁でこれで１点を返します。 ７回、８回ときて９回表、国学院久我山ワンアウト、一、二塁で２番、岡田。 国学院久我山が２８年ぶりの優勝を飾りました。