アインシュタインが跳び上がっても地球が重力で引っ張っているので仮に 地球がもっと重かったとすると重力がもっと強くなりますからもっと速いスピードでロケットを打ち出さないと出ていくことができなくなります。 もともとは アインシュタインが約100年前に打ち立てた理論重力の理論で 一般相対性理論といわれてるものが あります。
ということで今回 科学者が総力を挙げてブラックホールの観測に挑んだその舞台裏に密着取材しました。 実は この日は ブラックホールを観測したデータが全てそろう 特別な日でした。 観測データはその中心にブラックホールがあることを示唆していました。 世界中の電波望遠鏡がブラックホールに向けられます。 これが本間さんたちが鮮明化したブラックホールの画像です。 それが 日本の結果と同じになればブラックホールを正確に捉えたことになります。 ついに 私たちは ブラックホールの本当の姿を目にしたのです。
アインシュタインの理論によるとブラックホールというのは別に表面というものがあるわけじゃなくてそのまんま スッと入れちゃうんですね。 そして 今回観測されたブラックホール超巨大で先生 分かったんですよね。 何個もブラックホールってあるってことですか?銀河ごとにあるってことですか?銀河ごとにある。 例えば 私たちが住んでる天の川銀河っていう銀河ですけども天の川銀河の中心にも やっぱり超巨大質量ブラックホールがあって太陽のざっと400万倍の重さがある。
129億年前のブラックホールはこの5年で 松岡さんの研究グループはブラックホールの周りに莫大な量のガスが存在するため更に こうした太古のモンスターブラックホールから驚くべきものが見つかりました。 ブラックホールは 中央の光の中にあり太古のブラックホールではこうした ジェットが見つかる例が相次いでいます。 磁力線は ブラックホールの回転によってぐるぐると巻かれエネルギーをため込んでいきます。 この超巨大ブラックホールのジェットと私たち生命とが深~く つながっているというんです。
では 一体 どんなふうにブラックホールが宇宙をかき混ぜたのか最新の研究を見ていきましょう。 今 コンピューターの中で宇宙の始まりを再現する世界的なプロジェクトが行われています。 重力や電磁気力などの物理法則に従うと宇宙が どのように変化していくのかこれはスーパーコンピューターで再現された今から130億年前の宇宙です。 その後も次々に銀河とブラックホールが生まれ強力なジェットが宇宙をかき混ぜていきます。 宇宙初期のブラックホールと私たち生命とのつながりが見えてきました。