クッタン! クッタン!行くわよ! 早く!いけません! また抜け出すんですか?私が 怒られちゃうんですよ。 これだけで優に 100両は超える逸品ですぞ!ひゃ… 100両!?こ… これ そんなに貴重なの?宮殿だけで使われる 特別な物なんですよ。 偽物!? 何を おっしゃる!国に偽物を納めているのか?無知な客まで だまして食い物にするとは!無知ですって?この不届き者め。 それは そうと わびて頂けますか?女人のチマを めくり上げるなんて無礼千万じゃありませんか。
うん… あなたは 私とは違うでしょ?私は 見た目で選べばいいけど あなたはうのみにできないものでしょう?もう確かめたの?王様の弟君を世継ぎに定めるなどとんでもない。 先の王様をしのぶお気持ちは美しゅうございますが王妃を迎えることは 強固な国づくりには欠かせないことであります。
祝言を挙げたら宮殿を出ていくことになるのだ。 ゆえに 王妃選びは あとにしそなたの兄の祝言を 先に挙げる。 行儀見習いには 行ったの?その汚れは どうしたの?お母様こそ ひどい身なりですけど。 母屋で ばくちは やめろと言ったら今度は 娘の部屋で!お酒飲むよりは ましでしょ?お母様。 お産を済ませてから宮殿に戻るほうがよいのでは?王様のお子ゆえ 宮殿で済ませるよう大妃様から お達しがございました。 ヒョ嬪様を お守りできますか?誰にも知られぬよう宮殿へ お連れ致します。
ヤンアン大君は とりわけカンに目をかけています。 弟を世継ぎにというのもヤンアン大君の入れ知恵でしょう。 回想何か月も前から 待っていたんですよ。 あの… どうして そんなに「私 絵を描いてるの」って雰囲気をクッタン あなたはね芸術が分かってないわ。 宋の宮廷では 画家の試験問題は…。 若様が お出になる撃毬の大会です。 お母様の時代は女人も 撃毬の大会に出たのですよ。 行儀見習いは 落第よ。