ちょっと特別な彼らの就職を支援する職業紹介所があります。 出かける支度をしてたんでしょ? アレックス。 アレックスにとって日常生活は 困難の連続です。 そこで アレックスは障害のある人たちを専門に支援する職業紹介所に登録しました。 パン職人のダンカンがアレックスを見習いとして採用してくれる事になりました。 そんな所に アレックスはやってくるわけです。 フルタイムの仕事に就けたら働く時間が長くなるでしょ?そしたら お給料も増えてずっと このアパートに住める。
アンドリューは一度も仕事に就いた事がなく趣味の時間は たっぷりあります。 アンドリューは 自動車整備士の資格を持っていますが採用したいという人はこれまで現れませんでした。 アンドリューは チャンスをくれる整備工場を見つけてもらうため相談員は グレンです。 工場主のピーターは 先入観なしにアンドリューに会いたいと思っています。 アンドリューの あの格好は自分を守るための一種のバリアーなんです。
アレックスに大事な日がやってきました。 アレックス!タイマーが鳴ったぞ。 僅か1時間で アレックスはちゅう房の暑さに参り始めました。 アンドリューが整備士の見習いになるため人生初の就職面接に臨む日です。 アスペルガー症候群の人は周囲に溶け込みたいと思っているんです。 アンドリューのサポートのためグレンが間に入ります。 アンドリューは 時々相手の表情や その場の空気を読めない事があります。 ですが アスペルガー症候群の人は物事を きちんと やり遂げたいという気持ちが強いんです。 アレックスにも選択の時が…。
そして アンドリューに最初の評価が下ります。 整備士見習いとなったアンドリューが初出勤の日を迎えました。 相談員のグレンはアンドリューの身なりに気をもんでいます。 1つ 質問があるんですけど帽子は かぶってもいい?作業中だけど。 ソビエトに はまる前はフェルトの中折れ帽ばかりかぶってたんですよね。 アンドリューの おしゃべりは止まりません。 プラスチックが溶けるし有毒ガスも出る。 多忙な業務をこなす整備士に必要なのは 集中力です。 君なら フルタイムの仕事に就く資格は十分にある。
グレンが見つけた仕事だけど責任は僕にあるわけで。 じゃあ 彼は この仕事に向いていると思いますか?経験を積んでどこまで伸びるかによるだろうな。 ピーターが指摘した課題についてアンドリューは気付いていないでしょうし雇う側からすれば言いにくい事です。 服を売るお仕事は大好き。 最後まで厳しく接して難しい仕事もやらせてみるつもりです。 だって 大好きな仕事だから。 そして アンドリューは…。 整備工場では ピーターがアンドリューをテストしています。 普通なら30分で終わる仕事です。