「演芸図鑑」 六代 桂 文枝でございます。 そして 落語は古今亭菊之丞さんです。 もう 今いろんなねお仕事さして頂いてるんですけども最近 多いのがね ネットの配信番組ね。 見てる方がコメント書き込めるんですよ。 生放送中 上に視聴者の人が書き込んだコメントが流れてくるんですよ。 ね こないだ出たんですけども僕ら出てきた途端に流れてきたコメントが「つまんねえ」。 たまに コメントでケンカするんすよ。 焼き肉屋さんとかね 居酒屋とかバーとか。 灯油の販売をしようかな思ってます。 他に灯油販売してる…。
じゃ 僕 ちょっと今日はやらして頂きます アナウンスを。 ♪「降っても降っても ずんずん積る」「え~ 毎度おなじみ 中西灯油が…」。 ♪「犬は喜び 庭駈けまわり」「灯油の販売にまいりました」。 ♪「猫は炬燵で丸くなる」「今日は この灯油をですね え~ 500円」。 ♪「降っても降っても ずんずん積る」「中西灯油が 灯油の販売にすいません。 「ご町内の皆様 灯油の販売に…」。 ♪「雪やこんこ」「灯油の販売にやってまいりました」。
いや 私正直言ってねここまで来る前 大変くたびれてた。 「あ! 大将 あの川の流れ 何ですか?え? あれ鴨川ですか? あ~上賀茂に下鴨ってんでございましょ。 あれ清水様? は~ なるほどこないだ上がった清水様がああいう見当になりますかね。 あ! 大将 崖の下… 崖の下に こうねまあ いろいろ名人がいてな来月の8日にその かわらけ投げの大会っていうのあるんだけどその中にな 塩煎餅をあの的へ当てるって人がいる。 え?『もったいない』 『無駄』 お前たちとこんなとこで遊んでること自体がそもそもの無駄なんだよ。
「お前な 一八の背中 後ろから一つドーンと押してやれ」。 大丈夫だよ おめえ。 傘 持ってうわ~っと うなってるところを背中を一つ ドーンと突いた!風切って スーッ!「お~い! 降りる 降りる 降りる…すごいな。 おい みんなでもってな一八のこと呼んでやれ」。 「一八!」。 「一八おっしょは~ん!」。 私は この金を元手にね銀行を建てますよ 銀行を。 一八銀行か何かいって ありがたい…。 私 すぐ上がっていきますからね皆さんも大将行かないように止めといて下さい!こりゃ えらいことになった」。
オオカミ出るったって ホントにここ オオカミ出ますよ。 京都にはご案内でもございましょうが嵯峨竹というその中でも一番太くて長いのに見当がついた。 ちょっと早速 那須与一のお話を申し上げようと思いますけれども結構ね 張扇をバンバンたたくのでうるさいかもしれませんけれどもご容赦下さいませ。 馬にまたがりました 那須与一…今しも海へと突っ込んでいく。