不滅の恋人(6)

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この番組のまとめ

戦が起こっている中王様が お倒れになったのです。 世継ぎについて 再び 議論を始め何としてもこの難局を切り抜けねばなりません。 ですから 頼れる世継ぎが必要なのです。 父上!「北方で 女真族が暴れ王様が 病床におられる中お世継ぎが定まらぬゆえに国論を統一できず 国の主たる決定がまともに なされていません」。 我々 王族としてはそのような事態を傍観できずこのとおり 上疏する次第です。 一日も早く お世継ぎを決め国の根幹を正すよう何とぞ お取り計らいください。

上疏している者たちは 赤子の世継ぎは望んでおらぬ。 それなのに今更 「世継ぎになれ」など大妃様は 何と仰せに?祝言は しばらく見送りですか?何としても こぎ着ける。 ウンソン大君様に猶予を お与えください。 町のゴロツキや 下級武官らに存分に与え 抱き込むのだ。 なぜ 宮殿へ?大妃様のご指示でウンソン大君様のお相手に会いに行くのです。 母上が その娘に決めたのか?ウンソン大君様がお選びになったようです。 郡夫人様は 大君様を申し訳ありません 大妃様。

私と ウンソン大君様が想い合っていることは ご存じのはずです。 国の世継ぎをそのような理屈で決めるとは!王室のために死をも いとわぬのが大君なのだ!大君様。 大妃様がお世継ぎとして お考えなのはウンソン大君様です。 チニャン大君様には 王様の代理として火急の問題から お取り組みを…。 大君様が 戦地におられる間お世継ぎの問題は ひとまずヤンアン大君の策がこちらに有利に働くやもしれません。

長子継承の原則を貫けるよう王は 身をささげ 耐え忍び民に仕えるためにいるのだ。 それが大君として この王家に生まれてきた以上王室の命を 定めとして 受け入れよ。 母上は 王様のお子以外は王の座に 据える気がないようです。 えっ?誰に嫁ぐですって? ウンソン大君様?あきれるわ。 死ぬかもしれない相手に嫁いでどうするの?待って… どういうこと?近々 ウンソン大君は女真族の討伐で 北方へ行くの。 王様のお気持ちを裏切り権力を欲したら どうするのですか。

大君様にとって 私は取るに足らぬ…そういうことですね。 ウンソン大君様だけがチニャン大君の もくろみを止められる。 あの子が生きていくためにはウンソン大君が いなければ。 この私は 女真族を長い間 震え上がらせた父上の息子です。 命よりも 体面が大事なのですか?うちのような家系には体面のほうが大事だ! 王様が伏せっておられなければ 私が行くが朝廷を空けられぬ。 予断を許さぬゆえ行きたくても 行けぬのだ!二人とも ダメよ!私には 家の名誉よりも家族のほうが大事です。