複数の住宅に土砂が流れ込み、3人が死亡した、この辺りには住宅がありましたが、今は散乱した木材、それに流されてきた土砂や屋根の一部が見えます。 斜面の下の住宅、こちらは建物の1階部分の半分ほどの高さまで土砂が流れ込んでいます。 さらに右の建物、こちらの住宅は、建物の周り、そして中にまで土砂が流れ込んでいる様子が分かります。 群馬県富岡市の上空でした。 群馬県富岡市の上空からの映像です。 斜面が大きく崩れ、土砂が住宅に流れ込んでいる様子が確認できました。 では続いて、千曲川の堤防が決壊した長野市から中継です。
線路がこのような状態になっているため、両毛線は栃木県の小山駅と足利駅の間で運転を見合わせています。 浸水が続く、丸森町上空からお伝えしました。 宮城県丸森町の上空からの映像です。 ところ、千曲川の堤防が決壊した場所の周辺では、浸水が南北5キロほどの範囲にわたっていると見られるということです。 長野市三才にあります避難所になっている場所です。 長野市の穂保地区では、住民が家に入り込んだ泥をかき出す作業に追われていました。 栃木県佐野市を流れる秋山川で、堤防が決壊した現場です。
阿武隈川やその支流が氾濫した福島県郡山市では、浸水した地区の多くでは水が引き始め、川の水位も下がっていますが、昼過ぎから雨が降る予報となっていて、市は、引き続き一部の地区に避難指示を継続して警戒を呼びかけています。 ただ、陸羽東線、石巻線、気仙沼線の全線と、東北本線の一部の区間では、土砂崩れなどの影響で再開の見通しは立っていないという須賀川市で2人など、合わせて12人が死亡し、5人が行方不明になっています。
高速道路会社によりますと、これまでのところ、復旧の見通しは立っておらず、通行止めの解除には通信各社は災害救助法が適用された地域の利用者に対して、利用料金の減免や、壊れた携帯電話を無償で修理するなどの支援を行うことにしています。 さらに安倍総理大臣は、このチームを通じ、電力や水道の早期復旧、さらに菅官房長官は、激甚災害への早期指定に向けて、関係省庁と連携し、被害状況を早急に把握するよう努めているとしたうえで、その上で河野大臣は、新たに決壊した河川もあり、長期戦になると思われる。