NHKが関東甲信越の各放送局を通じてまとめたところ台風19号の影響で18人が死亡し、8人の行方が分からなくなっています。 関東甲信では台風による豪雨で川の氾濫や土砂災害などが相次ぎ、復旧できていない地域があります。 埼玉県では土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されて長野市の高台から4キロほど離れた場所を映しています。
相模原市緑区では家族4人が乗っていたと見られる車が川に転落し、下流で39歳の母親と小学5年生の長女の2人が見つかり死亡が確認されたほかきょう午前、行方不明になっていた父親が見つかり、その場で死亡が確認されました。 台風19号の影響で千曲市杭瀬下の住宅地ではこのうち自宅2階に上がる階段までの床上およそ30センチほどまで浸水する被害に遭った状態が続いた北陸新幹線はけさの始発から長野と東京の間で1時間に1本程度折り返し運転を行っています。
台風が通過し、記録的な大雨となった茨城県内では那珂川や久慈川が決壊して浸水の被害が相次ぎ、けさにかけておよそ3500人が避難所で一夜を過ごしました。 茨城県は台風19号の影響で北部を中心に記録的な大雨となり、水戸市では那珂川の沿岸で住宅などが大規模に浸水し、が見つかり死亡が確認されるなどきょう午前10時現在で1人が死亡、1人が行方不明になり15人がけがをしています。