クローズアップ現代+選▽【何が?】河川氾濫新たなリスクあらわに予想外の水位上昇

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この番組のまとめ

千曲川の決壊で泥水に覆われた長野市穂保地区です。 千曲川の決壊はどのように起きたのか。 このエリアに降った雨は支流をたどり千曲川へと流れ込みます。 千曲川を取り囲む毛細血管のような支流が上流から次々と危険水位に達し本流の千曲川へと流れ込んでいく様子が分かります。 そして 13日 午前1時ごろついに千曲川から水があふれ出し決壊へと つながったのです。 慶應義塾大学の宮本佳明さんはその原因が台風の発生直後にあったと考えています。 今日 千曲川の氾濫の原因を探る現地調査を行いました。

さらに 堤防を越えて水があふれ出す越水などによる氾濫は延べ 231の河川に上っています。 まさに 経験がないという思いを禁じえないんですけれども担当してですね何に 一番衝撃を受けていますか?まず 1級河川と呼ばれる規模の大きな川がですね被害が 非常に広い範囲で起きた広域災害であるということも今回の特徴だと思います。 この分析を行った河川工学が専門の二瓶さん避難行動にも影響を与えたこのタイムラグですね。

ところが 国の想定では避難所は およそ20万人分しかないんです。 残る200万人以上の方は離れた自治体に避難をするかマンションなどであれば上の階にとどまるという厳しい選択を迫られるということになっています。 荒川などでは これまでダムや調整池などさまざまな河川改修がなされておりまして そのおかげで今 ギリギリのところで氾濫を食い止めることができたのかなと思ってます。 これまでになく広範囲にわたる今回の災害ですけれども藤島さん 避難生活そして 後片づけもですね非常に長期化することも考えられますね。