武田近視の常識を大きく変える研究成果が相次いでいます。 武田さらに、これまで困難とされてきた近視対策の可能性を示す研究成果も次々と生まれています。 シンガポールでは近視の進行を抑制するという世界初の目薬が実用化。 一般的に近視になると眼球がのびて焦点の合う位置がずれぼやけてしまいます。 ところが国枝さんの場合30代後半から再び近視が進行。 近視が初めて起こる成人発症近視ですとかあるいは近視が通常は体の発育が止まったら止まるはずなんですがそれ以降も続いてしまう成人進行近視といわれるものも問題となっています。
強度の近視の人は近視でない人に比べて緑内障で3.3倍網膜剥離は21.5倍近視性黄斑症は40.6倍になります。 大野今まで見えていた駅の標識が見づらいですとかそういったときには近視が進行している可能性がありますので成人になってそういう症状が進んできたときは注意が必要です。 強度近視の合併症としてやはり黄斑変性、黄斑出血というものがありますので眼科専門医を受診していただいたほうがいいと思います。
武田今の話を聞きましても日本はほかの国に比べてまだ温度差があるのかなという気がしますけれども大野さんは、何が一番問題だと考えてらっしゃいますか?大野やはり、一番の問題は日本に一体、近視の学童がそれは近視なのか乱視なのかほかの国の状況を見ましても国単位の取り組みが必要ですので個人レベルでは、なかなか難しい点があると思います。