もしあなたが…今日の主人公はオリンパス株式会社に勤める…待ち受けていたのは地獄の日々。 内部通報を理由とした配置転換が不当人事だと認められた画期的な判決となったんです。 もし 高額な検査機購入をまとめたことの見返りに黒川が我が社に転職してきたとするならそれは違法じゃないか?うん まずい まずい。 部を率いる上司の大島部長その人でした。 通報すると その日のうちにコンプライアンス室長が会社近くの喫茶店で話を聞いてくれました。 コンプライアンス室長はただただ平謝り。
その配置転換後濱田さんがどんな状況にあったのかまとめてみました。 どの程度あるんでしょうか?はい そうですねこちら ちょっと3年前の資料になりますけれどもまず内部通報をしたらですね降格という形で賃金が減ってしまうとかですねそういったようなケースも 19%。 オリンパス入社後私はカメラ担当の営業マンとしてニューヨークに赴任。 そして 私を左遷した大島部長が証言台に立ち驚くような主張をしてきたのです。 しかも この配置転換は報復人事ではなく私の営業マンとしての経験を考慮した適切なものだというのです。
こうした裁判で会社側が行う常套手段の一つでもあります。 公益通報者保護法は守ってくれないし会社の主張は通っちゃうし。 これ どうするんですか?このあと 濱田さんは…でも 公益通報者保護法は頼れない。 コンプライアンスカード。 書いてあった!そう これは会社が定めた社規則のコンプライアンス規定にもしっかり書かれていることなんですね。 なので 濱田さんは会社の規則違反を訴えるという新たな戦術で控訴審に臨んだんです。
「濱田君教育計画」。 この決定的証拠を裁判所に提出。 裁判が始まって…まさに 大逆転勝訴でした。 私の内部通報が正当だったにもかかわらずいやぁ すごい!よかった~!どうでした?大逆転勝訴の瞬間っていうのは。 だから もう何が起きてるか分からないけどちょっと弁護団がね中村先生とかが… 含めてよっしゃ! っていう感じの このリアクションを見た時に 勝ったと思った。 今日は 実はですね 濱田さんを長年支え一緒に裁判を闘ってきた奥様からお手紙を預かっているんです。