東京消防庁の管内では1年で5万人以上の高齢者が救急搬送されています。 転倒・転落で亡くなる高齢者は 全国で8千人以上。 でも うちの親も心配だけどどうすればいいんですかね?実は 25年前 こうした足の弱った高齢者の転倒を減らし歩行を助ける介護シューズが開発されていたんです。 今日は まさに池井戸小説ばりの痛快ストーリー!♪~売り上げのほとんどは大手企業の製品の製造を請け負う「OEM」。 独自ブランドで売り出せば大手企業に依存した体質から抜け出せるかもしれない。
これですね つけて頂いているのは「高齢者疑似体験キット」というものでで あの用意したボードの前まで移動をお願いいたします。 そんなに疲れました?いや なんか ほら 外は ちょっと歩くの危険かなって勝手に思ってて建物の中は安全かななんて勝手にイメージありましたけどやっぱ 建物の中も ちょっと怖い。 今回の場合 たまたま介護施設やられてる方が友人でおられてこれどうかって言ってくれたのがこれがラッキーだったと。
私たちは 早速試作品作りに取りかかりました。 この試作品は 高齢者から高い評価を得ることができたんです。 ある施設で試作品のテストをお願いした時…。 最大の原因は大手取引先からの受注が前年度比で3割も減らされたことでした。 ましてや十河さんが介護シューズの開発に進んだ時期ちょっと これを見ますと…。 外で現地企業を使おうとするし現地の企業が作ったものはしかも円高で安く入ってくるということで海外で作れそうなもの途上国で作れそうなものはもう 日本で作ってたら絶対 採算合わないんですよ。
ただですよ まだ この介護シューズなかなか売れない状態でございますから。 ある時 私は ふと 介護シューズが売れない原因に気付きました。 名もなき中小企業の商品など見向きもされていなかったのです。 2年後には 介護シューズが会社の売り上げの4割を占めるまでになったのです。 顧客の信用を保つには出荷した1万足を一刻も早く検品し安全な靴を届けなければなりません。 社内に亀裂を生んで以来介護シューズを冷ややかに見る人はたくさんいました。 介護シューズに注いだ思いが顧客に届き今度は 私たちに返ってきました。
シェアトップを守り続け売り上げは右肩上がり。 これは… MEGUMIさん 分かります?これが どんな人のどんな要望に応えて作ったのか当ててみて下さい。