土曜ドラマ みをつくし料理帖スペシャル(後編)「桜の宴(うたげ)」

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この番組のまとめ

この命がある限り 一人の料理人としてその道を 選ぶのだな。 ほ… 本当か!本気で そんなこと言いに来たってのか!旦那さん いけません!お澪坊 離せ!多浜様。 小野寺家は先般申したとおり三河以来の旗本ゆえ殿の縁組みは 一族にとっても一大事。 お澪坊は行儀見習いに出さねぇしどこぞの御旗本の養女にもしねぇ。 小野寺だか 小松原だか知らねぇがやつのところへ嫁がせたりもしねぇ。 回想小松原様。 はい お待ち!待ってました!どんな料理人雇ったか知らねぇがまずかったら承知しねぇぜ。

すなわち 吉原にうまい料理屋を出せばきっと当たる。 伝右衛門殿 このすぐ近く吉原江戸町一丁目に店を手に入れられましたな?だから何だ。 入れ物を買ったはいいがろくでもない料理人しか雇えないのであれば早晩 潰れましょう。 吉原の上客など食べ物の好みは並ではない!そんな輩が この店で出すような料理を求めると思うのか。 食通の求める贅沢料理は三種あるのだそうですよ。

名高い翁屋の花見の宴そこに供される膳を賞翫してみたいと伝右衛門殿に願い出ました次第です。 料理番付で不動の大関位を誇る登龍楼のご主人が吉原の料理を食べてみたいとは。 又次は長年 うちの料理番を務めている。 町場の一膳飯屋ではあるまいし吉原の大見世 翁屋が名だたる豪商の方々に女のこしらえた飯を食わせるとは笑止千万。 確かに この人は女だが料理番付にも載った立派な料理人…。

龍宮とは恐らく 登龍楼のことです。 「登龍楼の主の行末すなわちこの先の命を摘んでしまうような贅沢三昧の膳を喜ぶことはできない私は ただの めしうどなのだから」とそういった意味合いでしょう。 采女殿の面目を潰すことなく伝えた。 それにしても 女料理人とは驚きました。 はっ! お前様!旦那様!お前様!大丈夫ですか?お前様!誰か!お前様!誰か!ただ 申し出を断るために詠んだ歌ではないと 私は思います。 采女殿とて 登龍楼の主です。