ルシゲは 人一倍丈夫なんです。 叔父上と 叔母上が よくしてくれました。 入ったあとは どうする？まずは 王様を外へ。 王妃様は どうする。 私は 王様をユン様は 王妃様を外へ お連れに。 王様は どうなさった？閉じ込められていらっしゃいます。 王妃様は 居所に幽閉されていらっしゃいます。 王妃だ！ 捕らえよ！お逃げください！お兄様！王妃様…。 ですが ト・ジョングクが中央軍を掌握し親衛隊も一部 寝返りを。 王様を残し一人で逃げるわけには いきません。
ヤ～！兄上に 何かあったのか？正殿で 大君様を お待ちです。 部屋から抜け出したのか！王様を お守りするために手引きしようとしたところ大君様に会いたいと。 大王大妃様を お連れします。 カンが 部屋を抜け出したと？ウンソン大君様と二人で お話をしたいと。 大王大妃様の お叱りを受ければ何をなさるか 分かりません。 そのような民を味方につける事ができなかったゆえ兄上は 正当な手順では王位につけなかったのだ。 王でなくなっても家族は 兄上に寄り添ってくれる。
大君様。 濡れ衣を着せられ流刑になっても ウンソン大君は諦めずに真実を明らかにし上王の復位に 命をかけた。 王室にはウンソン大君ほどの人物は おらぬ。 それを見習いウンソン大君も 美しい歴史をつくり後世に 範を示せるよう 努めてほしい。 すみません 大君様。 大君様を見るとルシゲを思い出すのです。 今は大君様への忠心より ルシゲへの悔いが大きくて…大君様に お仕えできそうにありません。
かつて チニャン大君は女真族と裏取引を交わし その上使節を斬りました。 それによってこじれた関係を修復するためには女真族との交易が必要です。 我々が得たものは？交易によって 利を得ているのは女真族だけなのだ。 大… 大君様。 チニャン大君様にもらった官職に見合うため 科挙に挑んだのだ。 何ですか？ここは ソン様のお屋敷で？ウンソン大君様とチャヒョン様はここに？おっ 父と母を ご存じなのですか？ふいになさるとは 思いませんでした。