「特に比叡山また そこにある延暦寺の称」。 ですので こういったそうそうたるお坊様方を輩出したということで「比叡山 延暦寺」というのが日本仏教の「母なる山」ということで言っても過言ではないんじゃないかなということが…。 え~!始まりました 「ブラタモリ」!舞台は…奈良時代の終わりに開かれたのが天台宗の総本山…しかも さまざまな宗派を開いた僧までもここから巣立っています。
現在 10年がかりの大改修を行っている根本中堂。 現在の建物は江戸時代の初めに建てられたもの。 更に 根本中堂にはここで学ぶ僧たちの心構えまでも表現されているんです。 そう 根本中堂の中は僧が座る位置がかなり低い所にあるんです。 「一隅」とはそれぞれの僧が今いる場所のこと。 そういう人を導くような人材を育てるために意欲にあふれる僧たちはこぞって比叡山を目指します。 そして比叡山には 僧が学ぶためのお堂がたくさん出来たんです。
頂上から延暦寺の境内の多くにかけてこうした ホルンフェルスが広く分布しているんです。 ホルンフェルスがあったことが比叡山の上に平地があることとどう関係しているんでしょう?大変なんですよ。 説明しましょう!ホルンフェルスはマグマの熱によって砂岩などが地中でかた~く変化したものなんです。 長い年月をかけ 緩やかに侵食が進みホルンフェルスを含む平たい土地が出来ました。 その後 周りの やわらかい場所は比較的 侵食が進みますがホルンフェルスは かたいため平地が残り続けたというわけなんです。