吉之助ですか？この久田吉之助ってのが今回 書いてもらいたい男。 今から１００年ぐらい前 大正時代に帝国ホテルが建て替えられた時にその世界的建築家を手玉に取ったのが 久田吉之助。 瓦の製作者の名は 久田吉之助。 愛知県・常滑の職人だった喜んだライトはホテルの支配人である 林 愛作と共に久田のもとへ知多半島にある常滑は当時 日本一の土管の街だった♪～Ａｒｅ ｙｏｕ Ｋｉｃｈｉｎｏｓｕｋｅ−ｓａｎ？Ｎｉｃｅ ｔｏ ｍｅｅｔ ｙｏｕ．電報でも お伝えしましたが２５０万個の瓦が入り用ですが…。
久田の黄色い瓦は 愛知から京都 大阪を中心に 評判を呼んだでもよ 俺のつくった瓦を見れば…みんな立ち止まる。 私どもとしましても失敗は許されない事業ですので効率的に作業が進められるよう寺内さんに 工場全体の管理をお願いしたいと思っているのですがいかがですか？全体の管理？ええ こんな様子じゃ…。 有田焼の先生だかなんだか知らんけどねここには ここの やり方がある。 何が有田焼だ！しゃしゃり出てきやがって…。 有田焼っていえば日本で一番きれいな焼き物だって言うじゃないですか。
しかし 有田焼の技術を使えばもっと すばらしいものが できる。 さすが有田の職人。 お金を 直接 業者さんに送ってくれと言われたんだがお父さんから送金先を聞くの忘れてしまって。 寺内さんを中心に 我々も黄色い瓦を つくっていくつもりです。 吉之助さん！ひきょうなまね しやがって！本日限りで あなたとの契約を一切 破棄させていただきます。 父さんが入院した日に 牧口さんが来て土を扱ってる業者を教えてくれって言うもんで…。