NHKスペシャル選 食の起源(2)▽『塩』~人類をとりこにする“本当の理由”〜

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この番組のまとめ

今回 世界各地の原始的な食生活を調べたら人類は そもそも高血圧になんてなりようがないところが その後 あるものを大量に食べ始めたことが きっかけで私たちは 塩に取りつかれる運命に突き進んだというのです。 厚生労働省では 男性は7.5g未満女性6.5g未満知りたいですね それをね。

実は 今回TOKIOの皆さんの1日の塩分摂取量を調べさせて頂きましたので発表をいたしますね。 いや やっぱ 中毒性あるんだね!でも 結構食事してて…まずは なんと4億年も前の世界に遡っていきます。 そして 塩の主成分であるナトリウムを体に取り込んで生きるために使っていたんです。 その子孫である私たちも…ナトリウムなんです。 更に 私たちの心臓や脳の神経などの細胞もところが 今からおよそ4億年前そして…祖先は こんな姿に進化!そう! 塩です。

実は その時 体の中のナトリウムのほとんどがそこで 私たちの腎臓はすごい能力を進化させました。 この穴から尿の中に出てしまったナトリウムを血液中に取り戻され体内には およそ200gの塩が保たれるようになりました。 あ~ 野菜を食べるようになったってこと?一体 どういうことなのか?マリウスさんが考える 祖先に起きた食の大事件をのぞいてみましょう。 なぜか ナトリウム不足を起こす祖先が増え始めたのです。 実は 大量に食べ始めた穀物や野菜にはナトリウムがほとんど含まれていません。

尿の中にカリウムがたくさん流れてくると…。 あっ なぜか ナトリウムを吸収する穴を閉じてしまいました。 私たちの腎臓はナトリウムを取り戻すことよりもカリウムを排出することを優先させるんです。 つまり 必死に手に入れようとした大量の塩はナトリウム不足を克服するためのいわば サプリメントだったと考えられるのです。 ナトリウム不足になり足りないから作ろうと。 実は ナトリウム不足になるのは人間だけじゃないんです。 イランを中心とするペルシャ帝国が繁栄を極めていました。 ペルシャ帝国時代も塩は調味料として大人気。

そんな 塩ブームの火付け役とも言える現場がイランで 最も古い この岩塩鉱山です。 こんなとこで とれんの?最近 ペルシャ帝国時代の祖先が衝撃的な姿で発見されました。 通称 ソルトマンです。 ソルトマン!?「しょっぺえ~!」って言って死んだんじゃ…?塩の保存力で赤い髪の毛や皮膚 爪まで驚異的な鮮やかさで残っています。 でも 何で あそこで死んじゃったの?ここで 岩塩を採掘していた際突然の大地震で生き埋めになったと見られています。