BS1スペシャル「コロナ新時代への提言~変容する人間・社会・倫理〜」

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この番組のまとめ

ちょうど その時に…「新興感染症」というんですけれどもそれに対する対策の必要性はもちろん理解されていると思いますが具体化するということがなかなかできずに社会的な関心もですね新興感染症インフルエンザというよりは…ですから ちょっと こうタイミングとしてですね現在の新型コロナウイルスに対する対策の準備があるいは…歴史的に我々が 今から振り返った時にですねハワイに行くと非常に印象的なのは日系の人 たくさんいますよね。

私も 今 新たな哲学の時代だと思っているんですがこの新型コロナウイルスという…イタリアのジョルジョ・アガンベンという哲学者が…ということを強く非難する口調で書いたんですね。 それは何かっていうと…アガンベンによれば移動の自由っていうのは他の自由にも増して最も重要であって近代は実は「移動の自由の制限」っていうのが人間にとって極めて大きな意味を持つっていうことをある意味で理解していたからこれを刑罰として採用しているわけです。

そもそも 人類と感染症の関わりはいつから始まったのか?農業を開始することによって森林を切り開くとかそういう形で 広い意味での生態系への介入っていうのを行うわけですが…そうすると そのリバウンドとして森林とかの中にあったそうした病原体と交錯してしまうっていう可能性が高まっていくので結果として 現在 流行しているような感染症と触れ合う機会というか接触する機会が出てきてしまったということだと思います。