熊本県の各地で、午前３時半までの１時間に、午前５時までの３時間の雨量は、熊本県の天草市牛深で１８８．５熊本県や宮崎県では氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位を超級の警戒が必要です。 気象庁は広い範囲で土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激各地に避難指示が出ています。 大雨の影響で土砂災害の危険性が高まったとして、熊本県水俣市は、市内全域の１万１６５１世帯２万４２３３人に避難指示を出しました。
近くを流れる川があふれて、道路多良木観測所、相良村を流れる川辺川の県川辺観測所、氷川町を流れる氷川の松本橋観測所、それに天草市を流れる大宮地川の大宮地観測所、小田浦川の小田浦川観測所、これらの観測所で氾濫危険水位を超えています。
熊本県内はこれまで経験したことのないような大雨となっていて、気象台は、天草・芦北地方、球磨地方、それに八代市に大雨の特別警報を発表しました。 熊本県内は南部を中心に、帯状に連なった雨雲が次々にかかっていて、レーダーの解析で午前６時半までの１時間に、芦北町付近でおよそ１２０ミリ以上、球磨村付近でおよそ１１０ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。 気象台は天草・芦北地方、球磨地方、それに八代市に、大雨の特別警報を発表しました。
鹿児島県内では、長島町と出水市、伊佐市、それに阿久根市に大雨特別警報が出されています。 おととい午後７時からきょう午前５時までの総雨量は、鹿屋市吉ケ別府で、２９１ミリ、せんが、これまでの雨で薩摩・大隅地方の広い範囲に、土砂災害警戒情報が出ています。 また鹿児島県内では、新型コロナウイルスの感染確認も続いていますが、危険を感じた場合は、迷うことなく避難所のほか、近所の安全な場所で過ごすようにしてください。