画面手前、川沿いの集落、こちらで先ほどから防災ヘリコプターによる救助活動が行われていました。 現在、防災ヘリコプターはいなくなっていますが、画面中央の建物、オレンジ色の服を着た救助隊員が救助活動で救助していました。 熊本県によりますと消防から隣の津奈木町の福浜地区の土砂崩れの現場で救助した2人がいずれも心肺停止の状態だという情報が入ったということです。 一方、熊本県には午前10時の時点で芦北町と津奈木町で合わせて13人ほどの安否が不明だという情報が入っていてこの情報と重複するかどうか確認を進めています。
午後2時の時点で電話がつながらないのは人吉市、多良木町、湯前町、球磨村の各役場と被害が相次いでいることを受けて総務省消防庁は大規模な災害の際に救助活動を行う緊急消防援助隊を派遣しました。
お伝えしていますように前線や低気圧の影響で九州ではけさにかけて大雨となり熊本県の流れ込んで、大気の状態が不安定になり、けさにかけて熊本県を中心に熊本県の各地の3時間の雨量は天草市牛深で午前4時過ぎまでに205.5ミリ、芦北町田浦で午前6時までに190.5ミリに達し、いずれも観測史上最も多い雨量を更新しました。 さらに熊本県、鹿児島県、宮崎県では避難準備の情報が出されている自治体があります。
政府は総理大臣官邸で関係閣僚会議を開き、安倍総理大臣は適切な情報提供を続けるとともに人命第一に応急対策に取り組むことなどを指示しました。 熊本県を流れる球磨川はほぼ全域の少なくとも7か所で熊本県は災害対策本部で2人が心肺停止、8人の行方が分かっていないと明らかにしました。 熊本県は午後3時から災害対策本部を開きました。
お伝えしていますように熊本県と鹿児島県に出ていた九州南部では、あすにかけても非常に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き厳重な警戒が必要です。 熊本県と鹿児島県に出されていた大雨の特別警報は正午前に警報へ切り替わりましたが、これまでの大雨で地盤が緩まり、各地で土砂災害が発生しています。 熊本県では土砂災害の危険性がでは今後の雨の見通しや防災上の注意点について気象予報士の松井さんです。
まず今夜ですけれども雨雲の中心今夜はいったん九州の南部付近となりますがあすの朝にかけて次第にまた雨雲あすの午後にかけても九州の南部や熊本県を中心に雨雲がかかり一時、活発な雨雲がかかる可能性があります。 では熊本県八代市の上空から伝えてもらいます。 熊本県八代市坂本地区の上空です。 NHKのヘリコプターから正午過ぎに撮影した熊本県人吉市の映像です。